動物病院スタッフ名鑑 vol.03 加藤 麻友香さん

みなさんこんにちは!

こうなりたい!というようなロールモデルを見つけたり、共感できる仲間を見つけられるような場所を目指す、動物病院スタッフ名鑑です!

前回に続いて3人目です!まだ前回の名鑑を見ていない方は必ずチェックしてくださいね!

※この記事は2019年12月に執筆されました。

加藤 麻友香さん

職歴を教えてください

大阪の専門学校を卒業後、トリマー兼動物看護師として一次診療で2年勤務。

その後、二次診療、整形外科専門病院、一次診療で勤務。

2013年からは日本動物看護学会の編集委員に就任。

2017年に和歌山市で一次診療を開院。

動物看護師を目指したきっかけは?

長くなるのですが、小学校6年生の時に飼っていた猫が交通事故で亡くなりました。

すごく悲しくて数ヶ月ほど落ち込んでいたのですが、何がしたかったのか何ができるのかを考えた時に『動物を病気から助けたい』でした。

当時は獣医師を目指して大学受験をしましたが落ちました。

この時に『動物看護師』という職業を教えてもらってまずは動物看護師になって獣医師になることを決意。

動物看護師として働くうちに『治療』ではなくて『看護』で動物や飼い主さんを笑顔にしたいと思ったのがきっかけです。

動物看護師として働いて4年目の時です。

働き始めて苦労したことは?

アルバイト経験が全くなかったので接客対応がまるでダメでした。

敬語の使い方や立ち方、マナーなど本を買って勉強しました。

動物看護師としてのやりがいは?

動物たちが元気になっていく姿や予防で成長した姿をみるとやりがいを感じます。

その動物たちの大好きな飼い主さんとたわいのない話で笑ったり不安や悲しみを共有できたときに一番やりがいを感じます。

動物看護師をしていて、忘れられないエピソードは?

動物看護師になって10年目の時に学術団体の例会の代表幹事を務めました。

会場決めて各部屋と企業ブースの配置、発表者の募集、教育講演の準備、企業様への協賛のご案内などなどを1年かけて副幹事と実行委員の方で準備しました。

仕事の合間に準備を行うので休みの日に打ち合わせをしたりと大変でした。

日が迫ってくると参加者が少なかったらどうしよう、不備が起きても適切な指示が出せるのだろうか、など大きな不安で押し潰されそうになりました。

ですが、副幹事や実行委員の方が一緒に準備をしてくれて一丸となって当日を迎え、それぞれ役割を果たし懇親会を迎えた時、今までの不安やしんどさが一気に吹き飛びました。

私一人では絶対に出来なかったことで副幹事や実行委員の皆さんがいたからこそ準備が出来て、協賛いただいた企業様、来場者の皆様、講師の方がいたからこそ例会が完成したと実感しました。

多くの方と携わり、一丸となることは簡単ではなくて楽しいことばかりではありませんが、代表幹事を務めて団結力、多くの人に支えられていることを感じました。

今後のキャリアはどうする予定ですか?

動物看護研究を行なって学会発表、論文を書きたいです。

また質の良い研究発表が増えるために勉強会の開催をしていきたいです。

小さい子供が2人いるので勤務時間は減りますが、これからもずっと臨床の現場から飼い主さんと動物たちに寄り添った看護を提供していきたいです。

将来の夢を教えてください

動物看護師としての夢は、論文をたくさん書いてそれが教科書になればいいなと思います。そしてナイチンゲールのように動物看護の確立したいです。

人生の夢は、スキューバーダイビングで子供と一緒に海に潜りたい!

老後はパラオに住んで海に潜ったりイルカと泳いだりしたいです!

あなたにとって動物看護師とは?

私の一部です。

以上、 加藤 麻友香さんでした!

動物病院スタッフ名鑑は今後も引き続き連載されていきますので、ぜひお楽しみに!

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