JAHA認定医のなり方や資格の種類

この記事はこんな人向け!
・JAHA認定医について知りたい人
・これからJAHA認定医の受験をしようとしている人
・大まかに認定医について知りたい人

認定医制度シリーズ第2弾ということで、今回は、JAHA認定医についてまとめてみました!

前回の認定医制度の記事を読んでない人はこちらもぜひ読んでみてください。

JAHA とは?

HPの画像

公益社団法人日本動物病院協会(Japanese Animal Hospital Association)のことで、人と動物の絆(HAB:ヒューマン・アニマル・ボンド)を尊重している組織です。

人と動物双方の生活の質の向上と福祉、ならびに人と動物と環境の調和に貢献することを目的として活動をしている組織です。

良質な動物病院の基準を作り、その基準を各動物病院が満たすことで、人と動物がみんな同じように健康で幸せに生きていくことができるようにする。

そしてそれは社会全体への幸福へとつながる。

という理念で活動している団体です。

事業として獣医師向けセミナーはもちろん、動物看護師向けセミナー、犬のしつけ方講座、各種ボランティアなど一般の人のためにも活動をしています。

参考URL:https://www.jaha.or.jp/about/services/

JAHA認定医とは?

猫の耳をみる獣医師

JAHAが設定した認定医のことで、総合臨床医、外科医、内科医の3つがあります。それぞれの資格を協会はこのように定めています!

・総合臨床医:獣医療のスタンダードを理解しているジェネラリストの認定
・内科医・外科医:専門知識と広範な一般臨床知識を備えた獣医師の認定

総合臨床医は2016年から新たに始まった制度で若手医師もチャレンジできるようにと設立されました。現在は内科:41名、外科:35名、総合臨床医:124名が資格を持っています。

受験資格

総合臨床医の場合、自身の所属している病院や団体がJAHAの認定を受けているかどうかで受験資格が変わります。

認定を受けている場合
①認定病院で通算3年以上の家庭動物臨床経験があり、所属長(一般的に院長)の推薦があること
②過去3年以内に1回以上の学会発表等の実績があること
所属する病院が認定病院でない場合
①通算4年以上の家庭動物臨床経験
②獣医師免許を取得した後、通算10日間の指定されたセミナーを受講していること
③過去3年以内に1回以上の学会発表等の実績があること

です。認定された病院で働いている場合、臨床経験が一年短く、さらにセミナーの受講が不要となります。 外科、内科の受験資格はこのようになります!

受験資格の一覧表

つまり、まとめるとこう!

よりまとまった受験資格のイメージ図

実施期間

毎年1回、原則として8月に東京で実施されるようです。(次回予定:2020年8月23日)

問題形式

筆記は選択式で出題されます。問題数は、内科、外科、総合臨床医ともに80問です。また、内科、外科には面接試験もあります。

外科、内科は非公開ですが、総合臨床医のサンプル問題は公開されています!

私も解いてみましたが、5問中2問しか分かりませんでした(笑)

有効期限

総合臨床医は4年ごと、外科、内科医は8年ごとの更新が必要になります。

総合臨床医については自宅回答方式(参考書を使ってもよい)試験を提出、 外科、内科医については、再受験をするか、以下の表の条件のもと8年間で80ポイントを取ると更新されます。

ポイント制度の表

仮に、論文発表のみで更新しようとした場合、年2本出さなければならない計算になります。

一般的にはセミナーの受講などで条件を満たすと思われます。認定医であり続けるためには、絶えず自己研鑽をしなければならないということですね。

JAHA認定医はジェネラリスト養成のための認定医制度

猫を抱く獣医師の画像

いかかだったでしょうか?

前回のスペシャリストを養成する目的で設立された循環器認定医とは異なり、特に総合臨床医はジェネラリストを養成するための認定医制度です。

「私はスペシャリストには興味ないから資格は関係ないなあ」と思っていた人にとって新しい発見になったことを願います。

ではまた次回!

【参考】日本獣医循環器学会: https://www.jaha.or.jp/training/certified/

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