獣医師が動物病院を開業するためにすべき準備とは

この記事はこんな人向け!
・開業を考える獣医師、獣医志望の人
・開業する際に必要なことについて知りたい人

獣医師が自分の動物病院を開業する際には、事前に準備をすることが非常に重要です。事前に確認しておくべきことと、開業後に意識しなければいけないポイントについて紹介します。

獣医師が動物病院を開業するための費用について

どの程度の規模の動物病院を開業するのか、どこに開業するのか、院長だけでなく動物看護師や受付など何人のスタッフを雇うのかによっても違いがありますが、人件費といった費用を含めて最低でも数千万、大きな規模の病院を開業するのであれば 1億円ほどの経費がかかります。そのため、十分な資金を準備しておくことが最も重要だといえるでしょう。

獣医師が動物病院を開業するための具体的なステップ

動物病院を開業するためには、主に5つのステップで準備を進めましょう。

ステップ1:動物病院を開業する場所を選ぶ

動物病院を開業する場所については売上を左右するので、開業を検討しているエリアを絞り、開業予定時期に物件が空いているか、情報収集をしましょう。開業を検討しているタイミングで気に入る物件がなかった場合でも、諦めたり妥協したりせずに、時間をかけて選ぶことが重要です。

開業する場所は、自宅の近くもしくは動物病院が比較的少ないエリアなど、簡単に決めてしまうと集客できないので注意しましょう。どの程度も人が住んでいるか、駅からアクセスしやすいか、看板が見えやすい大通り沿いであるかなども重要なポイントだといえます。

さらに、テナントで入る場合には開業する物件について情報収集を行い、予算と合わせて検討する必要があるでしょう。開業する場所は、成功するか否かもにも関わるので慎重に選ぶ必要があります。

ステップ2:診療エリアのリサーチを徹底する

開業する場所を決めて物件をリサーチするのと並行して、診療エリア圏内の人口や住んでいる人たちの年齢層などもチェックすることが重要です。検討している開業場所が適切なエリアであるかを判断するのは、自分で行うだけではなく市場調査の専門家に依頼する方法が有効だといえます。若干費用はかかりますが、専門的な観点で市場調査を行うことが経営を安定させることにもつながるでしょう。

ステップ3:開業前の宣伝活動をする

動物病院を開業しても、動物を飼っている人に認知してもらったうえで、動物病院に来院してもらうことが重要であり、しっかりと宣伝しなければ利益をあげられません。宣伝を行い、認知されて患者に来てもらうために、宣伝方法を検討しましょう。動物病院のウェブサイトを立ち上げたり、SNSを使ったりと、色々な方法があります。

ステップ4:動物看護師やスタッフを募集する

院長でだけで動物病院を経営するのは非常に困難です。動物看護士や事務員、経理担当といった人員を採用しなければなりません。スタッフを募集する際には、業務内容や休日や休憩時間について、厚生年金や保険の適用など、職業安定法によって明記する項目が定められているので注意しましょう。必ず明記しなければならない内容について、先に検討しておく必要があります

ステップ5:届出をする

動物病院を開業する際には、様々な機関へ届出を行わなければなりません。手続きは非常に手間と時間がかかる作業であるため、開業前で忙しい場合には代行を業者へ依頼する方法も良いでしょう。

開業した後も積極的に行動することが重要

獣医師が動物病院を開業した後、病院で待っているだけではなく、患者が来ない時や手術の予定がない時には積極的に行動することが重要です。例えば、病院内を清潔に保ったり、物の整理をしたり、患者のカルテをチェックしたり、患者へ予防接種やキャンペーンのお知らせを送る準備をしたりと、様々な業務があります。開業した後、経営が安定するまでは、自ら行動することを忘れないようにしましょう。

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