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ハイドロセラピストの需要と現状、将来性は?④

この記事はこんな人向け!
・ハイドロセラピストの仕事(ハイドロセラピー)に興味がある人
・ハイドロセラピストのやりがいや楽しさについて知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人

ハイドロセラピーは、ペット先進国である欧米では一般的に行われている水中理学療法で、犬の身体や心のケアに多く用いられています。

そんなハイドロセラピーのプログラムを組み、施術をするハイドロセラピストは、日本でも少しずつ注目が集まってきている仕事です。

今回は、ハイドロセラピストの需要と現状、将来性についてくわしく解説していきます。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、ハイドロセラピストの現状②です。

ハイドロセラピストの現状②

理学療法を学べる専門学校に通う

理学療法を学べる専門学校は数が少なく、ハイドロセラピー専門ではなく、マッサージ療法や物理療法など、他の療法と併せて勉強しています。

理学療法と並行して動物看護技術も学び、卒業後は、ハイドロセラピーを取り入れた動物病院などに就職して動物看護師として働きながらハイドロセラピーを行うケースが多いようです。

日本国内にいるハイドロセラピストのもとで修行する

日本にも、数は少ないですがハイドロセラピストとして仕事をしている人がいます。

一頭一頭症状やケアの目的は異なるので、ハイドロセラピーをおこなうには多くの知識・経験が必要です。

経験豊富なハイドロセラピストの元で修行し、ハイドロセラピーのプログラムの組み方や水中運動動作のスキルなど実践的に学べるとよいでしょう。

海外のハイドロセラピー施設で学ぶ

海外にはハイドロセラピー専門の施設や学ぶ場が多くあります。

欧米などのハイドロセラピーの本場では研究も盛んにおこなわれており、日本では学べない知識や技術を習得できるチャンスがあるでしょう。

また海外のハイドロセラピーに関する資格を取得できれば、就職や開業の際大きな強みになります。

メリットが多くあるハイドロセラピーですが、日本ではまだまだハイドロセラピストの数やハイドロセラピー専門施設が少なく、ハイドロセラピーに興味はあっても学ぶ場や働く場が少ないという現状があるようです。