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ハイドロセラピストのつらいこと、苦労とは?①

この記事はこんな人向け!
・ハイドロセラピストの仕事(ハイドロセラピー)に興味がある人
・ハイドロセラピストのやりがいや楽しさについて知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人

近年、日本でも需要が高まりつつあるハイドロセラピー。

ハイドロセラピストとは、水中理学療法であるハイドロセラピーのプログラムを組み、体の矯正や水中トレーニングをする仕事です。

犬と心を通わせながら働くことができ、犬の身体や心のケアに貢献できるハイドロセラピストはやりがいが大きく、目指す人も増えてきています。

本記事では、そんなハイドロセラピストのつらいこと、苦労することにはどんなことがあるのか解説していきます。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、ハイドロセラピストの仕事についてです。

ハイドロセラピストの仕事とつらいこと・苦労

ハイドロセラピストの仕事とは?

ハイドロセラピーのプログラムを組み、実施するのがハイドロセラピストの仕事です。

ハイドロセラピーは、水の浮力や抵抗力などを利用し、体に無理なくトレーニングができる理学療法です。

関節や弱った部位に負担をかけず、鍛えたい部位を効果的にトレーニングできるので、若い犬から老犬まで年齢問わずに行えます。

近年、動物医療の進歩により犬の平均寿命は伸びており、飼い主さんにとって愛犬を元気に長生きさせることは重要な課題になっています。

ハイドロセラピーでは老犬の筋力維持や、メンタルケアにも効果が期待できるため関心が集まってきています。

ハイドロセラピストは飼い主さんや獣医師と連携をとりながら、普段の様子や困っていることなど細やかにヒアリングし、ケアの目標を決めます。

具体的にはハイドロセラピー専用のジェットプールやトレッドミル、スパなどを使い、マッサージやストレッチ、関節可動域運動など、一頭一頭にあったケアをしていきます。

欧米では手術後のリハビリやダイエット、老犬の健康維持などさまざまな目的で取り入れられているケア方法で、身体だけでなく、心のケアにも効果があります。