・盲導犬訓練士学校の学費に興味がある人
・社会貢献をしたいと考えている人
盲導犬訓練士になるためにまず、専門学校を卒業しておきたいと考えている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
盲導犬訓練士の勉強に特化している専門学校は数少なく、どこに行こうか迷っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、盲導犬訓練士についての勉強に唯一特化している学校「盲導犬訓練士学校」についてご紹介いたします。
盲導犬訓練士学校とは?学べる内容について
盲導犬訓練士学校は、盲導犬訓練士の勉強に特化している唯一の学校です。盲導犬訓練士学校の本科で学べる事は
1.犬の行動学
2.犬の看護学
3.犬の飼養学
4.犬学概論
5.盲導犬訓練の基礎・応用
6.盲導犬事業論
7.関係法規
8.視覚障害リハビリテーション
- 心理学
- コミュニケーション論(面接・評価)
- 視覚障害リハビリテーション論
- O&M原論
9.特別講義
- 犬学関連
- 視覚障害関連など…
10.リベラルアーツ
- 講話
- コミュニケーション論(読み・書く・話す・伝えるなど…)
- 英語
- 自由研究
11.実習
- 訓練の実習
- 犬舎の実習
- 普及啓発の実習
- 繁殖の見学
- パピーレクチャーの見学
このように、盲導犬訓練士に必要な知識や技術を十分に学ぶことができます。本科卒業後に専科も受講するという場合は、専科にて下記の追加のカリキュラムを受ける事ができます。
- 訓練実習
- 歩行指導論
- 自由研究
- 共同訓練見学
(※専科は本科卒業済のすべての方が進学できるとは限りません。)
盲導犬訓練士学校の学費について
入学金:なし
授業料:毎月3万円
本科は、2年間の学習期間、専科は1年間の学習期間、合計で3年間の学習期間があります。
盲導犬訓練学校の入学金につきましては、必要ありません。通常の専門学校のようにまとめて数十万・数百万を支払わなければいけないという事もありません。さらに、本科の学生の場合毎月8万円、専科の学生には毎月15万円の奨学金が支給されるのです。
毎年の募集がない点は残念なのですが、盲導犬訓練士について学べる学校の中では1番おすすめな学校です。
盲導犬訓練士学校によくある質問
盲導犬訓練士学校によくある質問とその回答についてご紹介いたします。
卒業後盲導犬の協会に就職はできるの?
日本盲導犬協会では、盲導犬訓練士学校の卒業生から訓練士を採用します。ですが、卒業生全員が各協会に就職できるわけではありません。
学校のお休みはいつ?
基本的には土日がお休みになります。しかし、実習などが休日に入る事もあるので、そういった事があれば、土日に授業が入る事もあります。
(夏休み・冬休み・春休み=1~2週間程度あり)
学生割引の使用はできる?
盲導犬訓練士学校は、教育法上の学校ではないので交通機関の割引や通学定期券などの購入は出来ません。
毎月の学費のほかに必要な費用は?
教材やユニフォーム代は学生負担となります。
寮はありますか?
寮は設けておりません。自宅から学校までが遠く通学が出来ないという方は近くの民間アパートに入居しております。
アルバイトはしてもいい?
アルバイトは可能ですが両立はかなり厳しいのが現状。協会内の犬舎作業、哲発活動などのアルバイトをあっせんしています。
まとめ
いかがでしたか?
盲導犬訓練士学校の学生募集は毎年募集されているわけではなく、実際に2021年4月の入学生徒の募集は予定されておりませんでした。
また、募集人数も6名~10名とかなり少なく、必ず入学できるとは限らないようです。
入学には一般教養の筆記試験もありますので、募集が始まるまでにしっかりと勉強をして準備をしておきましょう!