今回の記事で語る獣医学生のお2人を紹介!
①日本獣医生命科学大学6年 山崎智輝
②日本獣医生命科学大学4年 河内ひかり
今回2人が語るのは「研究室に入ってみてどうか?」「自分ってどんな人間なのか?」について!
本当に今研究室やっていることがやりたいこと?
そもそも研究室はやりたいことがあるから決めてるの?
これから研究室を決める方、進路に迷っている方など、
「選択」を迫られている方には、ぜひとも考えながら読んで頂きたいです。
それでは、対談スタートです!


おれは外科に入ってよかったと思ってるよ。理由は1つあって、研究室選ぶときにメンバーで決める人が一定数いたじゃん。

あーありましたね。

俺の場合は、それで。チームがすごい好きっていうのが根底にあるんだよね。

そんな感じします。

同期が好きでさ。13人いるんだけど、向こうが俺のことどう思ってるかはどうでもいいんだけど、俺は好きだから。好きだからやっててよかったと思っている。内容どうのこうのじゃなくて。

人って大事ですよね。それはほんとに思います。

俺は人に軸をおいている人間だからそうなんだと思う。

そうですよね。それは思います。私も研究室を移る時に、前の研究室の方々は先生含めほんとうに優しくて大好きだったので、やりたいことと人どっちを選択するかめちゃめちゃ悩みました。結果私は環境を変えてでもやりたいことだったので移ることにしましたが。

そうだね。いや、ほんとそうで。

私もなのですが、先輩が自分の人生の中で最高に喜ばしかった瞬間って、だいたい人との関わりの中で生まれてますよね。人軸じゃないですか?例えば部活で補欠から努力してレギュラーに入れた時よりも、結果は残らなかったとしても仲間と協力して1つのことを成し遂げた時の方が嬉しいとか。

個人プレーと団体プレーのどっちかみたいな。

その中で喜びを感じるのは、どっちのタイプですか?

考えた結果でなかったんだよねそれ。おそらく自分はおもしろいことの方に動いてるんだよね。基本的に。おもしろいか、おもしろくないかで選んでいて。見比べるわけじゃないんだけど、それで動いてるから、人がどうのとか、自分がどうのとかじゃないみたい。

自分がおもしろいって感じる基準があるんですよね?

まあそれはあるかもね。

じゃあ直感?

これをやったら目立つか、うけるかっていう基準かな。社会的にうけるかどうかかな。結局は。目立ちたがり屋なところはあるんだ、俺は。必然的に目立ってたわけじゃなくて、もともと目立ちたがりだっていう、人と違ったことがしたいんだと思う。おそらくね。割と競争性も強くて、負けず嫌いなところもある。っていうのをストレングスファインダーをやって知った。知ってる?

知らないです、何ですかそれ!

自分の特性、性格を5項目に分ける診断みたいなやつ。要するにアナグラムかな。それをやって出てきたのが、競争性、ポジティブ、アレンジっていう何かを同時に進行させたり、うまく調節したりが得意っていうのと、最大性、できることなら最強を目指したいっていうやつだったんだ。

ストレングスファインダーについてもう少し詳しく書いた記事はこちら

確かにそうかもしれないですね。

あれは自己分析ならおすすめ。本で買わないといけなくて、2000円ぐらいの本で、後ろにコードが載ってるんだ。それを入力してテストを受ける。

(検索中・・・)強み見つける・・・やってみます。

テストを受けると分析結果のメールがくる!英語なんだけどね。これはリクルートの社員さんに「自己分析わかんないんですけど」って言ったらおすすめしてもらえたやつ。これに沿って話すとそれっぽく聞こえるんだよね笑

へーおもしろい。やってみます。自己分析の仕方っていっぱいあるじゃないですか。モチベーショングラフとか。

引用元:https://job.rikunabi.com/contents/howto/247/
モチベーショングラフについてもう少し詳しく書いた記事はこちら

モチベーショングラフいいよね。

自分が喜びを感じるのってここなのかーとか。改めて気づきました。おもしろかったです。

でも答えがないし結論が出ないから難しいよね。その人にしかわからないことだし、マインド的なものになっちゃうから、知らない人から見たら宗教的に見えちゃう気がしてね笑 イベントとかではやらなかったかな。

モチベーショングラフのいいところは、自分が忘れていた過去も振り返って、徹底的に自分に向き合うこと。分析すること。そしてそれを他人に話すことに意味があると思っています。
自分の考えは口にすることでより理解できるし、新しいことにも気が付ける。何より聞いてくれた人から、自分では気がつかなかったような客観的意見ももらえますしね。

めっちゃいいねそれ。

自分ではわからなかったけど、他の人からこういう人間なんだねと言ってもらえるのは大きかったので、私はいい方法だなと思いました。
それでわかったのが、私は「圧倒的人間大好き人間」で笑 私の気持ちが高かったのは全部周りの人となにかをした時だったんですよね。

おれもじゃあモチベーショングラフ書いてみようかな。

モチベーションの定義は難しいですよね。

めっちゃムズイ。

楽しかった瞬間っていうのが、心が動いた瞬間なのか、やりがいを感じた瞬間なのか。難しいので私はどっちもにして書きました。

そんな簡単じゃなかったんだよな。自分の思ってることが。
いかがだったでしょうか?
実際の体験を踏まえて、お二人が自分達について話していますが、
読者の皆様も自分の体験などど重ね合わせて自分はどんな人間なのか?
何に興味をもち、何に心を動かされるのか、ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?
きっとその答えがこれからの研究室選びはもちろん、
その先にある就職先選びや将来やりたいことなどの、
「大きな選択」をする際に生きるはずです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!!
ちなみに…
対談中に出てきたストレングスファインダーやモチベーショングラフは以前の記事で紹介してますので、よろしければこちらもご覧ください。
〜次回予告〜
山崎、河内、2人の獣医学生の対談はついに次回、最終回!
去年の年末に、なにもかも嫌になってしまった時期があって。今やっている全てのことが何でやっているかわからない、そもそも獣医学科がやりたいことなのかもわからなくなってしまって笑
それを相談したらある人から「自分がやりたいこと、軸について自分でわかってないからだよ」って言われて、熟考した結果、やりたいことが整理できて研究室もそのやりたいことに近いところに移ったんですよね。