・ハンドラーとドッグヘアスタイリストの違いを知りたい人
・ハンドラーに憧れている人
ワンちゃんの魅力を最大限に発揮するために、日々のお手入れやお世話をするハンドラーですが、ハンドラーと似ている職種「ドッグヘアスタイリスト」という職種が存在します。
ドッグヘアスタイリストのお仕事はハンドラーと同様「ワンちゃんの魅力を最大限に引き出す」というお仕事ですが、ハンドラーとは少し違っている点もあります。
今回は、ハンドラーとドッグヘアスタイリストのお仕事の違いについてご紹介いたします。
ハンドラーのお仕事内容
ハンドラーのお仕事の内容は、主にドッグショーに出場するワンちゃんに、いい結果を残してもらえるよう、その子の魅力をドッグショー当日までに、最大限引き出すため
- 日々のお世話(体調・健康管理)
- 日々のお手入れ(トリミング含む)
- プロポーション作り
- マナーなどのトレーニング
- 自身の技術を磨く
上記のような事をドッグショー当日までに行っています。
そして、ドッグショー当日には、ワンちゃんの様子を伺いながらワンちゃんの魅力を引き出すためのパフォーマンスを行います。
ドッグヘアスタイリストのお仕事内容
ドッグヘアスタイリストのお仕事内容は、その子の魅力を引き出すためにカット・スタイリングを行う仕事です。
同じくワンちゃんのカットを行うトリマーとは違い、カットの技術+独創性も求められるお仕事です。飼い主さんと話し合いをして、どんなスタイルになって欲しいのか?などのヒアリングを行い、その子に合うカットの提案をして、満足以上のスタイリングを行います。
ハンドラーとの大きな違いは「お世話の有無」
ハンドラーとドッグスタイリストが共通している事は「ワンちゃんの魅力を発揮させるためにはどうすればいいのか」を考え、実行する点です。
反対に、大きな違いとしては「日々のお世話の有無」です。
ハンドラーは、ドッグショーに出場するワンちゃんを愛犬としている方もいらっしゃいます。また、JKC(ジャパンケンネルクラブ)の会員であるワンちゃんを一時的に預かり、ドッグショー当日までにトレーニングを行いながらお世話をする事もあります。
ドッグスタイリストの場合、お仕事内容は「お客様の愛犬の皮膚・被毛の状態や体格に合わせて、ピッタリなスタイリングを行う」事なので、日々のお世話のアドバイスはする事があっても、実際にドッグショーを目指し、お世話をして体調管理や健康管理を行う事はありません。(※ドッグショー出場のワンちゃんをスタイリングする事はあります。)
まとめ
いかがでしたか?
ハンドラーとドッグスタイリストの大きな違いは、ワンちゃんの魅力を引き出すための、日々のお世話の有無でした。また、勉強をする内容も大きく違う点はあります。
どちらの職種も、とても素敵なお仕事だという事、プロを目指すために日々勉強や努力が必要な事には違いありません!