・ドッグカフェの仕事内容について知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人
わんちゃんと一緒に食事を楽しむことができるドッグカフェ。わんちゃんを飼っている人はもちろん、犬好きの人も利用することができるカフェとして人気を集めています。
ドッグカフェと一言でいっても、その形態はさまざまなものがあります。わんちゃんと一緒に食事を楽しむだけでなく、わんちゃん用の洋服やオヤツが販売されていたり、ドッグランやペットサロンが併設されているところも。ドッグトレーナーを呼んで、しつけのアドバイスを聞くことができるイベントなどを開催しているドッグカフェもあります。
全4回にわたってお送りいたします。今回は、ドッグカフェの仕事内容について②です。
ドッグカフェの仕事内容とは?②
注文をとる
通常のカフェと同様に、お客様から注文をとります。このときに、わんちゃん用の食事も伺います。わんちゃん用の食事にはどんな食材が含まれているのか、どんな味がするのか、どのくらいの量なのか、飼い主さんに質問される場合があります。しっかりと飼い主さんに伝えることができるよう、食事内容はしっかりと把握しておきましょう。
飼い主さん用とわんちゃん用の食事を作る
普通のカフェと同様に、人間用の食事やドリンク、デザートなどを調理します。このときにわんちゃん用の食事を同時に用意することもあり、手際が重要となります。
ここで注意することは、わんちゃん用の食事の中に誤って人間用の食材や調味料を入れてしまうことです。人間の食べものには、わんちゃんにとって有害な食材がたくさんあります。また人間用の食事の味付けでは、わんちゃんにとっては塩分や糖分、脂質が多すぎます。
ほとんどのドッグカフェは人間用のキッチンとわんちゃん用のキッチンを区別していますが、万が一のことも起こり得ます。またこのような事故はご家庭でも起こりやすいので、手作り食をあげているご家庭は十分に気を付けましょう。
テーブルへ配膳する
食事の調理が終わったら、テーブルへ配膳します。わんちゃん用の食事を先に提供する方が良いでしょう。飼い主さんの食事を先に提供すると、わんちゃんが「なにこれ!美味しそう!」と反応して飛びついてくる恐れがあります。
また提供の際には、どんな食材が含まれているのかを飼い主さんに説明することがあります。とくに手作り食をあげているご家庭では、ドッグカフェの食事内容や食材はとっても気になるものです。食物アレルギーを持つわんちゃんもいるので、しっかりと説明できるようにしましょう。レシピを紙に書いて、お渡しするのも良いですね。