こんにちは！Vcareer編集部の山崎です！

さて、今回は獣医大学に通うための学費についてお話しします！

やはり学費は高いようです・・・。では、お金がない学生は通えないのでしょうか。気になる実際の金額を見てみましょう。

獣医大学の学費まとめ

獣医系大学の各々の授業料をまとめてみました。

*1 出身地による差があります。
*2 会費等による変動はあります。

国立大学は一律で他の私立大学と比較してかなり安いことがわかります。

現実は厳しいですね…

獣医大学の学費って、これだけで通えるの？

獣医大学の学費まとめましたが、これだけで通えるのか？

実際のところ、学費とは別にいろいろな費用がかかります・・・

獣医大学の学費以外の費用：一人暮らし

実家から大学まで通えれば交通費のみで済むのですが、私立大学は関東に集まっていますし、実家から通っている人は日本大学を例に、半分くらいです。

ということは、半分の学生が家賃などの生活費をかけていることがわかります。生活費が多くかかる分、また、研究室に所属してから一人暮らしをする学生も一定数いるようなので、６年間の生活費が必ずしも必要というわけではなさそうです。

以前に書いたアルバイトの記事がありますので、参考にしてください。

獣医大学の学費以外の費用：教科書代

私は入ってから知りましたが、教科書が高い・・・。入学時、一番衝撃だったことです。しかも低学年の頃はかなり購入すべき教科書が多く、自分で勉強した分も含めると年間で１５万円くらいはかかったと思います。

獣医大学の学費以外の費用：交通費

実習等に行くにも交通費がかかります。交通費を出してくれる実習先もありますが、セミナーなどに参加する場合はかかります。ひと月に何度もセミナーや学会に参加するわけではないですが、学生生活を充実させるとなると少なからずかかってしまう費用だと思われます。

獣医大学の学費高いけど、奨学金はあるの？

獣医大学ごとに成績優秀者には特待生として学費がある程度免除される制度はあるようです。大学ごとの詳細はホームページ等をご参照ください。

じゃあ優秀じゃないと奨学金がもらえなくて学費が払えない・・・なんて人も大丈夫です！

「日本学生支援機構奨学金」というものがあります。これは第１種と第２種に分けられるので簡単に紹介したいと思います。

第１種奨学金

第１種奨学金：これは無利子で借りることのできる奨学金です。無利子な分、成績等の基準は高いです。また、借りられる金額も、月に３万円と５万円の選択しかできません。

第２種奨学金

第２種奨学金：こちらは利子が付きます。しかしその分成績等の基準は低めに設定されています。また、借りられる限度額も高いため、お金ないけど一人暮らしが必要な方とかは借りることも考えてはいかがでしょうか。

この奨学金は学生のうちでも新規に借りることができるので、一人暮らしを始める学生は知っておくといいかもしれません。

しかし、この奨学金は借りているものなので、返還することも考えて慎重になるべきだといえるでしょう。

また、以前お話ししたように地方の都道府県は獣医師が足りておらず、学生に奨学金を与えるところもありますので、公務員になる予定がある学生あるいは高校生は知っておいた方がいいでしょう。

最後に

意外と学費の他にも費用が必要なことがわかりましたでしょうか？

授業料は高いですが、奨学金などの制度もあるので一概に通えないとは言い切れません。

学費を稼ぐためにアルバイトをして体を壊しては本末転倒です。

奨学金などの制度を知っておくことは大事なのではないでしょうか。

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