・盲導犬訓練士の研修・見習いとして働くことに興味がある人
・社会貢献をしたいと考えている人
盲導犬訓練士になる為には、必ず研修期間(見習い期間)を終了して必要な技術や知識、そして認定を貰わなければいけません。
今回は、盲導犬訓練士の研修・見習いとして働くにはどうすればいいのか?についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
盲導犬訓練士の研修・見習いとして働くには?
盲導犬訓練士になるための順序は2通りあります。
まず1つ目は
- 高校(など)卒業
- 見習い訓練士(研修生)
- 盲導犬歩行指導員免許取得
そして2つ目は
- 高校(など)卒業
- 大学・専門学校を卒業
- 見習い訓練士(研修生)
- 盲導犬歩行指導員免許取得
学歴はあまり重要ではないようですが、まずは国家公安委員会指定の盲導犬の訓練施設に採用される必要があり、その後決められた研修期間(見習い期間)で勉強をしなければ、立派な盲導犬訓練士として活躍する事ができません。
盲導犬訓練士の資格取得が最終地点ではない
盲導犬訓練士のお仕事は、犬の訓練をした後に視覚障害者と盲導犬の歩行の指導も行わなければいけませんので、最終的には「盲導犬歩行指導員」の免許取得を目指します。
盲導犬訓練士の研修・見習い期間について
国家公安委員会が指定している盲導犬訓練施設で過ごす研修期間(見習い期間)は3年ほどです。
研修期間(見習い期間)を経て、盲導犬訓練士として働いて行けると認定されてから、実際に盲導犬を必要としている方と歩行訓練やコマンドの指導など、盲導犬を実際に利用する方と一緒に訓練するために必要な、盲導犬歩行指導員の資格を取得するために2年間研修を積まなければいけません。
つまり、立派な盲導犬訓練士になるための研修期間見習い期間は合計5年以上必要という事が分かります。
盲導犬訓練施設の募集はかなり不定期
各盲導犬訓練施設は、求人の募集がかなり不定期で、常に募集がされているわけではないようです。
盲導犬の認知も高まり、盲導犬訓練士になりたい!という方が増えてきている反面、欠員が中々出ずに、空きを待っている状態が続いています。
求人募集が出たとしても、5人~10人程度の募集とかなり少ない人数しか合格する事ができないため、とても簡単になれる職業ではないと言えます。
まとめ
いかがでしたか?
盲導犬訓練士は研修期間(見習い期間)として、盲導犬訓練施設に約3年間、仕事をこなしながら勉強をしなければいけません。
その後、立派な訓練士として活躍するために2年の盲導犬歩行指導員の資格を取得するために勉強をしてやっと、立派な盲導犬訓練士となります。
盲導犬の訓練士は、今全国に70名ほどのみなのですが、各団体で定期的に求人募集が出ているわけではなく、盲導犬訓練士になりたいという方が大勢いても全ての人の夢がすぐに叶う事は難しいのです。
盲導犬訓練士を目指している方は、常に求人募集を気にしながら、就職活動をおこないましょう!