どうも、Vcareer編集部です!
前回までは臨床獣医師として参入価値のある国
インド、フィリピン、アイルランド、ミャンマー、マレーシア
を挙げ、その国を選んだ理由は主に2つ
「言語」「国の発展」
これのうち、「言語」について書きました。
ですので、次は「国の発展」にフォーカスして行きたいと思います!
国の発展
英語が通じる国のうち、国内総生産が上昇中かつ上位(40位くらいかな?)で、ある程度貧富の差がある国を探していきます。ここが一番難しいです。10年後20年後、どの国が発展してゆくかを予測するのは非常に難しいです。単純に人口が増えていて、経済が発展している国を選びます。
海外で獣医師として働く場合、富裕層を相手に診療を行うべきと考えています。中間層を相手にすると保険制度の無い高額な診療費を飼い主さんが払えない可能性があります。世界有数の先進国である日本からきた獣医師の需要は一定数あると考えられます。
今回は、
名目GDP、一人当たり名目GDP、経済成長率、GDP比での第三次産業率、
合計特殊出生率、生産年齢人口、10万人当たり獣医師数
をデータとして使おうかなと思います。
それぞれのデータを使おうと考えた根拠を説明します。
名目GDP
発展途上国の経済力を比較する場合、その国の通貨が不安定だと、変動幅がデカすぎで経済の実態を正確に測れないというのは十分承知です。
しかし、多くの国のデータがあり、使いやすいので採用しました。他に良い指標を知っている人がいたら教えてください!
さらに、スクリーニング調査ですので、額ではなく順位で評価してみました。何億ドルとか言われても正直ピンと来ない(笑)
合計特殊出生率
日本のような人口減少社会においては、そもそも赤ちゃんを産んでくれる女性の数も減るため、
出生数ほど有効な指標ではないことは十分承知です。(人口が減っているにも関わらず、出生率が維持されるという現象が起きる)
しかし、今回は出生数2.08を超えるような人口が増えている国を対象にしているので採用しました!
生産年齢人口
15歳以上65歳未満の人口のことです。「ペットを飼う人は生産年齢に当てはまらないおじいちゃんおばあちゃんたちも入るのだから、必要なくね?」と言われてしまいそうですね。しかし、今回は「国として今後盛り上がっていくか」に最も重点を置いているので、採用しました。平均寿命が低い地域だと、ちょっと使いにくいですけどね。
ですのでオプションみたいな感じで評価していこうかなと。
10万人あたり獣医師数
絶対必要でしょうね。しかし、獣医師という仕事自体が珍しいのでデータ調べられない国もありました泣
採用しなかったデータ
牛10万頭当たり獣医師数
敢えて使いませんでした。私は小動物の業界で生きてゆこうと考えているので。さらに、今後10数年で食糧不足の懸念から、穀物を大量に消費してしまう牛の数は減らされるのではないか、と考えています。
一方、余談ですが日本の牛肉は、世界では「WAGYU」として愛され、輸出が急増しているため、牛の獣医師は今後さらに必要になるのではないかと思っています。
次の記事で、その統計をまとめ、カナダなど、ランク圏内に入ったにも関わらず除外した国について説明してゆきます!
頑張って下さいね。
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[…] その1、その2で論述した考えで、国をリストアップしてゆくとこのようになります。 […]