・ペットショップ店員のつらいことや苦労について知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人
ペットショップ店員の仕事は、かわいい動物に囲まれて楽しそうだな、と思っている人も多いでしょう。
しかしペットショップ店員の仕事は、楽しいことばかりではありません。
他の仕事同様、つらいことや苦労がたくさんあります。
この記事では、ペットショップ店員の仕事内容や、どのような苦労があるのかをご紹介していきます。
全6回にわたってお送りいたします。今回は、ペットショップ店員のつらいこと・苦労すること③です。
ペットショップ店員のつらいこと・苦労することは?③
給料が安い
ペットショップ店員の平均年収は354.8万円となっています。
(出典:job tag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/72 )
日本全国の平均年収は約433万円ですので、平均以下の年収であることがわかります。
勤務年数や能力により昇給していくことはありますが、給料が仕事量に見合っていないと不満を感じている人も多いようです。
またペットショップの中には個人経営の店舗も多くあり、福利厚生が整備されていないことがあります。
残業代が出なかったり、ボーナスがないというケースもありますので、就職する前によく確認する必要があります。
動物の命を売り上げとして考えなければならない
ペットショップは動物を売ることで売り上げを得ています。
そのためお客さんが望めば、動物を引き渡さなければなりません。
なかにはおもちゃ感覚で気軽に動物を購入する人もいます。
そのようなお客さんでも動物を勧めなければならないことにつらさを感じる人が多くいます。
しかし、販売する動物をどう扱うかはペットショップによって大きく差があります。
動物を商品としてしか見ていない店舗もあれば、パートナーとして考え、お客さんの飼育状況などの確認をしっかりヒアリングする店舗もあります。
つらい思いをしないためにも、自分の理想と合った経営方針のペットショップを見極めることが重要でしょう。
以上のように、ペットショップ店員は楽しいことだけではなく、肉体的・精神的にもハードな仕事であることがわかります。
動物の販売だけでなく、動物の健康管理から店舗の運営補助まで幅広い業務を担っており、つらいことや苦労する場面が多くあるでしょう。
しかし動物に関する知識が身に付き、スキルアップしていく喜びを得られること、動物を新たな家族のもとへ送り出せること、動物が好きな人と交流できること、などやりがいを感じる場面も多くある仕事だといえます。