こんにちは、Vcareer編集部です。獣医系の学生の皆さんは3~4年生辺りで、就活の前に迷うことがあります。
それは…
「研究室どこにしよう??」
です。
今回は、どうやって研究室を決めるかについてお話します。
日本大学だと、研究室の見学は11月前半~12月後半ごろに行く人が多いです。見る件数は人によってバラバラで、2~8つくらいです。
考慮すべき項目は
研究内容、スケジュール、雰囲気
の3つ!
3つの項目について
一つずつ順番に説明していきます。
研究内容
まずは基礎系、臨床系、応用系でざっくり分けるのが良いかと思います。自身が将来どの分野の職業に就くのか。考えたうえで決めるとよいと思います。私の友人の中には、将来は臨床に進むけど、見聞を広げるために基礎系の研究室に入った人もいます。
分野が決まった後に、落とし穴が一つ。研究室の名前と実際の研究内容が違うことがあります。必ず見学に行きましょう。
同様に、研究内容と名前がマッチしていても、自分のイメージするものと違うことがあります。
例えば、「放射線学研究室」というと、放射線治療のイメージが強いと思います。しかし、同じく放射線を扱うCTの画像診断について研究している場合などがあります。
「まだ将来の進路なんて決めてないよ!」という人もいると思います。その場合は解剖、病理、薬理、生理のいずれかがお勧めです。なぜかというと、学年が進むごとに「ギャー!解剖もっと勉強しておけばよかったーー!!」「病態生理がわからねー!」と思うことがよくあるからです。(実体験)
あるいは、研究内容のことは考えずに、下の二つで決めるのもいいかもしれません。
スケジュール
ものすごく忙しいところから暇なところまで研究室によってかなり幅があるようです。臨床系でも暇ところはあるし、基礎系でも忙しいところはあります。
スケジュールは拘束時間の長さよりも、スケジュールの予測ができるかの方が重要です!
なぜなら、拘束時間の長い研究室に入っている室員たちは、多少忙しくても、確実に空いている日に、必然的に予定を詰め込むようになるからです!
大学病院は2次診療施設とはいえ、重篤な場合の緊急手術、飼い主さん都合による突発的なOPEはしばしばあります。オペに関わる臨床系だと「今日オペ入ったから手伝いよろしく♡」ということはよくあるのでスケジュールは読みにくいと思います。
基礎系や応用系の研究室でも、腐りやすいサンプルを扱う研究の場合や機材の使用できる順番などで突発的に実験が入ることもあるでしょう。
雰囲気
比較的真面目な人が多い所、逆に元気めの人が多く入る所、ある程度すみわけがされているように感じます。ですが、そこまで重要ではないと思います。特に、人数の少ない研究室だと自分の雰囲気と研究室の雰囲気のギャップに悩む人はあまりいないようです。
「この研究室入りたいんだけど、友達で行きたいって人いないなー。」考えなくていいです!入ってから仲良くなるパターンの方が多いです。逆に新しい世界に踏み込めるくらいのモチベーションでいてほしいです。
研究室を選ぶにあたって、立地や個人スペースの使いやすさを考える人もたまにいますが、必要はないと思います。住めば都になります。
まとめ
研究室を選ぶ時のポイントは…
・名前とやっている研究が違うことがあるので必ず見学に行くこと
・迷ったら解剖、病理、生理、薬理
・拘束時間の長さより、スケジュールの確実性
・横のつながりは気にしなくて大丈夫!研究室自体の雰囲気をみて!
次の記事で、自分が入る研究室によってどのくらい将来、学生生活が左右されるのか、調査してみようと思います!!
[…] 全獣医学生の悩み!研究室を決める3つの基準 […]
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