・ドッグカフェのおすすめの資格について知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人
現在、ドッグカフェのスタッフは動物関係の資格がなくても働くことができます!しかし、より高いサービスをお客様に提供するため、また技術の証明のために資格を取ることを考える方もいるでしょう。そのため、ドッグカフェに関わる仕事をするうえでおすすめの資格をご紹介します。
全4回にわたってお送りいたします。今回は、ドッグカフェの経営者は取るべき資格3選についてです。
ドッグカフェの経営者は取るべき資格3選
食品衛生責任者
ドッグカフェを経営する場合、「食品衛生責任者」を取得しなければなりません。ドッグカフェではわんちゃんの食事を用意することがほとんどのため、また抜け毛や排泄物の問題のため、通常のカフェ以上に徹底した衛生管理が求められます。
例えば、
①客席とキッチンの間には、窓や扉などの仕切りがあること
②客席に手洗い場を設置すること
③人間用のキッチンとわんちゃん用のキッチンを区別すること
④人間用の食器とわんちゃん用の食器は、同じ場所で洗わない
⑤店内にわんちゃん用のトイレは設置しない
などが挙げられます。
防火管理者
お店の収容人数がスタッフも含めて30人以上の場合、防火管理者の取得が必須となります。お店の規模や来客数によって変わりますが、取得する方が良いでしょう。
動物取扱責任者
動物取扱責任者は動物の販売や提示、保管、展示などを行うことができる資格です。動物取扱責任者になるには下記の条件のいずれかを満たすことが必要となります。
①実務経験が半年以上、または飼養従事経験が1年以上あること
②動物の専門学校や大学での教育
③環境省が認めた資格を取得していること
自身の愛犬を看板犬にしたい場合、「動物取扱責任者」を取得しなければなりません。ドッグカフェは通常、飼い主さんがわんちゃんを連れてくるシステムなので、経営者本人が愛犬をお店に入れない場合は資格の取得は必要ありません。しかし経営者本人が愛犬をお店に連れてくる場合は、「動物の提示」に当たるので、動物取扱責任者の取得は必須となります。
まとめ
近年では、飼い主さんがわんちゃんに使うお金がどんどん増えているそうです。ペットサロンに通ったり、犬の幼稚園に通ったり、洋服を買ったり。飼い主さんの洋服代よりもわんちゃんの洋服代の方が高いというご家庭も多いんだとか。
ドッグカフェも多様化し始め、スタッフにも経営者にも専門的なものが求められます。ドッグカフェで働きながらわんちゃんについて学ぶことができるだけでなく、自信にもつながります。この記事で紹介した資格の中で、興味のあるものはぜひ取得していきましょう!