・ドッグカフェのおすすめの資格について知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人
現在、ドッグカフェのスタッフは動物関係の資格がなくても働くことができます!しかし、より高いサービスをお客様に提供するため、また技術の証明のために資格を取ることを考える方もいるでしょう。そのため、ドッグカフェに関わる仕事をするうえでおすすめの資格をご紹介します。
全4回にわたってお送りいたします。今回は、ドッグカフェのスタッフにおすすめの資格5選②についてです。
ドッグカフェのスタッフにおすすめの資格5選②
トリマー
犬の美容師さんです。主に毛のブラッシングやシャンプー、カット、肛門腺絞り、耳掃除、爪切りなどを行います。トリマーの取得において一番知名度が高い財団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、「師範」「教士」「A級」「B級」「C級」の階級があり、技術と経験によって分けられます。
トリマーの資格を持っている場合、ペットサロンが併設されているドッグカフェでは飼い主さんが食事をしている間にトリミングを任されることがあります。全面ガラス張りのペットサロンの場合は、飼い主さんは愛犬が可愛くなっていくのを見ながら食事を楽しめます。
トリマーの資格を持っていると、採用のときに優遇されることが多いでしょう。また、「今日はペットサロンでトリマーとして働く」「明日はカフェスタッフのシフトに入る」などシフトの融通が利くため、お店のスタッフとして貴重な存在となります。
ペットシッター
ペットシッターとは、ご自宅に訪問し、飼い主さんに代わってお家でわんちゃんのお世話をする仕事です。一緒に遊んだりご飯をあげたりするだけでなく、飼い主さんの要望があれば簡単なしつけやトレーニングを行うこともあります。また飼い主さんが旅行に行く場合も、ペットホテルに預けるよりもペットシッターに頼む方がわんちゃんがストレスなく過ごすことができるため、ペットシッターの需要は上昇傾向にあります。
ペットシッターはわんちゃんのお世話のスペシャリストであり、わんちゃんの気持ちを理解することができる人です。そのため、ペットシッターの資格を持っていると、ドッグカフェで「今は眠そうだからそっとしといてあげよう」「飼い主さんに構いすぎてるから向こうで一緒に遊んであげよう」など気持ちを察知することができます。
ペットフーディスト
一般社団法人日本アニマルウェルネス協会が認定する資格です。獣医療の発展やペットフードの改良によりわんちゃんの寿命が延びていますが、一方で肥満やアレルギー、腎臓病などに苦しむわんちゃんも増えています。そんな中、わんちゃんの食事を何がいいのか?何が健康にいいのか?と悩む飼い主さんも多くいます。
そこで活躍するのが、ペットフーディストです。ペットフーディストはわんちゃんの食性や栄養学、手作り食などのさまざまな食に関する知識を身に付け、それを飼い主さんに伝える仕事です。
近年、わんちゃんの毎日の食事に手作り食を取り入れるご家庭も増えています。ドックカフェに来店される飼い主さんは、わんちゃんに提供された食事に興味を持ちます。どんな食材が含まれているのか、どんな食材が健康にいいのか?など、質問されることもあるでしょう。
そんなとき、ペットフーディストの資格を持っていると、わんちゃんの食事や健康について悩める飼い主さんを救ってあげることができます。