ハイドロセラピストのつらいこと、苦労とは?③

この記事はこんな人向け!
・ハイドロセラピストの仕事(ハイドロセラピー)に興味がある人
・ハイドロセラピストのやりがいや楽しさについて知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人

近年、日本でも需要が高まりつつあるハイドロセラピー。

ハイドロセラピストとは、水中理学療法であるハイドロセラピーのプログラムを組み、体の矯正や水中トレーニングをする仕事です。

犬と心を通わせながら働くことができ、犬の身体や心のケアに貢献できるハイドロセラピストはやりがいが大きく、目指す人も増えてきています。

本記事では、そんなハイドロセラピストのつらいこと、苦労することにはどんなことがあるのか解説していきます。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、ハイドロセラピストのつらいこと・苦労②です。

ハイドロセラピストのつらいこと・苦労②

ハイドロセラピストの就職先が少ない

日本ではハイドロセラピー専門施設はまだ数が少ないため、ハイドロセラピストとしてのみで就職するのは狭き門といえます。

基本的には治療の一環としてハイドロセラピーを取り入れている動物病院に就職し、動物看護師として働きながらハイドロセラピーを行うことが多いようです。

動物看護師兼ハイドロセラピストとして働く場合、今後動物看護師は「愛玩動物看護師」という国家資格となるため、国家試験に合格することが必要になります。

そのため動物専門学校に入学し、ハイドロセラピー以外の分野も満遍なく学びながら資格取得を目指す流れになります。

動物病院でのハイドロセラピーは、場所を取らずに行えるトレッドミルのみを使用したものが多く、スパやジェットプールを使用したセラピーをしている病院はあまり多くありません。

そのため理想とするプログラムを組めず、もどかしい思いをする人もいるかもしれません。

このように日本ではまだハイドロセラピーが普及していないため、就職先が少なく苦労する人は多いでしょう。

しかし近年、ハイドロセラピーの有効性が認知されつつあり、日本でも需要が高まっています。

それに伴いハイドロセラピーを治療に取り入れる動物病院や、器具が充実したハイドロセラピー専門施設が増えていくことが期待されます。

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