・獣医学を学びたいが金銭面に不安がある方!
・必要な学費をざっと知りたい方!
獣医師は 国家試験にクリアしなければなることができません。 今回は、国家試験を受けるのに必要な学歴や学費などに焦点を当てたいと思います。
目次
獣医師になりたくば国家試験を受けるべし
獣医師免許を取得していないと獣医師として働くことはできません。獣医師免許は国家資格なので、国家試験に合格する必要があります。
国家試験を受けるのに必要な学歴
獣医師免許取得の国家試験は誰でも受けられるわけではありません。高校を卒業して獣医 学部を設けている6年生の大学に進学する必要があります。
そこで課程を修了して初めて国家試験に挑むことができるのです。
獣医学部の入試試験に必要な学力
獣医系の大学は国公立合わせても全国で 数えるほどしかなく、入学には高い学力が求められます。医学部に匹敵する学力と言っても過言ではありません。
入試試験では、 獣医師に必要不可欠な生物の知識にプラスして
・数学
・化学
・英語
などの知識も必要です。 これらの知識は定期試験のような一夜漬けなど、一朝一夕で身に付けられるものではありません。
将来、獣医師になることを目指している人は、 高校生の時からこれらの科目に力を入れておきましょう。
獣医師の国家試験の合格率について
獣医師の国家試験の合格率はおよそ80%前後と言われています。 国家試験は難関なイメージがありますから 、 皆さんが思っているよりも高い合格率ですよね。
ただしこれは 大学で6年間勉強しないと実現できない数字であることを忘れないでください 。
前述しているように 獣医師になるための国家試験を受けるためには6年間大学に通わなければなりません。
そこで学ぶ技術は動物の命に関わる事なので難しい内容ばかりです。 覚えることも大量にあります。
その勉強量に耐えることができなくてドロップアウトしてしまう人は珍しくありません。
そのため80%という合格率は本気で努力してきた人たちだけが試験を受けているから実現できる数字だと思ってください。
ちなみに 新卒で国家試験に落ちると、 2回目以降の受験者の合格率は40%程に落ちると言われているため獣医師になるのが難しくなります。
なるべく一発合格できるように日頃から勉強しておきましょう。
獣医師になるための大学を卒業するまでにかかる学費
前述しているように 獣医師になるためのファーストステップとして6年生の大学を卒業する 必要があるわけですがここでネックとなるのが学費です。
先ほども記しましたが、獣医学部は医学部に匹敵する学部なので学費は決して安くありません。 大まかな学費は以下のようになっています。
・ 私立大学… 1,300万円~
・ 国立大学… 350万円~
私立大学と国立大学で約1000万円の違いがありますね。少しでも学費を抑えたいのであれば国立大学を目指すのが良さそうです。
苦労の末になれた獣医師。得られる年収は?
ここまで の内容を見てわかるように 、生半可な努力では獣医師にはなれません。苦労をして 国家試験をクリアしたからには年収は期待したいところです。
獣医師といえば動物病院に勤務するイメージが通常ですが、 獣医師は公務員として 働くこともできます。
そのため 年収 は勤務地によって様々ですが、 約600万円が平均です。 獣医師は国家資格を必要とする専門性の高い仕事なので 一般職よりは高値です。
動物病院の給与はエリアや病院の規模にもよって異なりますが、初任給20万円〜25万円が 相場とされています。
病院内で出世したり、独立して病院を持つ場合は更なる高収入も可能です。
公務員として働く場合は 各自治体の給与体系に沿って支給されるため、この限りではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は獣医師の国家試験を受けるために必要な学歴や 学費 に焦点を当てました。
獣医師は簡単になれるものではありませんが、やる気があれば手が届かない夢ではないはずです。思い立った瞬間にできることから始めましょう!
コメントを残す