・盲導犬訓練士を目指している女性
・社会貢献をしたいと考えている人
視覚障害者の良きパートナーとなるために犬の訓練を行う盲導犬訓練士のお仕事は、普通の【しつけ】とは異なり、目が見えない人に変わり安全を守るため、訓練の知識や技術が重視されます。
そんな、責任重大のお仕事【盲導犬訓練士】は女性としての働きやすさはどうなのでしょうか?
ここでは、盲導犬訓練士の女性としての働きやすさについてご紹介いたします。
盲導犬訓練士のお仕事は体力・精神力のいるお仕事!
盲導犬訓練士の1日のお仕事を簡単に紹介すると
- 目が見えない人(視覚障害者)と歩行するため、盲導犬の訓練
- 盲導犬のお世話
- 犬舎のお掃除
- 目が見えない人と盲導犬に歩き方を指導する
- 盲導犬ユーザーのフォロー(盲導犬が引退するまで)
- 目が見えない人からの問合せの対応
- 盲導犬と歩行体験会や説明会などの実施
など、日々こなさなければいけないお仕事はたくさんあります。では、具体的にどのような事で体力や精神力が必要となるのでしょうか?
盲導犬の担当は一般的には1回で数頭担当する
盲導犬の訓練は、1人の盲導犬訓練士1回で3頭~4頭担当をします。それぞれ性格も特徴も違うのでその子にあった訓練を1頭ずつに行わなければいけません。
訓練の内容を考える事はもちろん、訓練の課程の調節など、全ての犬がおなじペースで訓練が進わけではないので、こういった面で体力や精神的に辛いと感じることもあるでしょう。
出勤から退勤まで1日がバタバタと過ぎていく
盲導犬訓練士のお仕事は、基本的に盲導犬のお世話などで1日がバタバタとしています。
具体的には
- 出勤後、全体ミーティング1日2回程度
- 犬の管理(食事や犬舎の掃除など)1日2~3回
- 担当盲導犬の健康チェックやブラッシング、歯磨き
- 訓練チームとのミーティング
- 盲導犬の訓練1日4時間~5時間
- 交代制で犬舎の消毒やトイレ掃除
近隣ににおいや犬の毛で迷惑がかからないよう、お掃除やブラッシング、健康チェックは1日に複数回行います。
上記のように出勤後、やらなければいけないお仕事はたくさんあり、体力的に苦痛に感じる方もいらっしゃいます。
盲導犬訓練士の女性としての働きやすさ
お仕事内容を見ると、男性の方が働きやすいのでは?と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、細かい配慮やコミュニケーションを取る事が出来るのは、女性の方が得意としています。
確かに体力仕事もあるので、その面では女性が不利となる事もあるかもしれません。しかし、実際に、女性の盲導犬訓練士もたくさんいらっしゃいます。
女性だから働きにくい!という事はありませんので、ぜひ女性の方も積極的に盲導犬訓練士を目指しましょう!
まとめ
いかがでしたか?
盲導犬訓練士のお仕事は、体力が必要な内容のお仕事もありますが、気持ちを汲み取る事や細かい配慮が得意な女性は、得意を活かせる仕事となるでしょう。
盲導犬訓練士の求人募集は通常のお仕事に比べて少なく、倍率も高めですが、求人募集がある時に備えて、たくさん知識や技術を高めておくことをおすすめします!