・装蹄師のやりがいや魅力について知りたい人
・馬と触れ合うお仕事を探している人
馬と直接ふれあえる職業はいくつかありますが、装蹄師もそのひとつです。
多くの馬とほぼ毎日接することができるので、馬好きの人にとって装蹄師はもってこいの職業といえます。
装蹄師の仕事は馬の脚の健康に関わる責任の重いものです。
1頭1頭の馬に最適な装蹄をする技術を磨くのは大変ですが、大きなやりがいを得られるでしょう。
また調教師や厩務員といった馬のスペシャリストたちと仕事で関われるのも、装蹄師の魅力のひとつといえます。
装蹄師のやりがいや魅力、楽しさとは?
装蹄師の仕事にはどのようなやりがいや魅力、楽しさがあるのかを紹介していきます。
馬がいる環境で仕事ができる
装蹄師の仕事に就く人は、動物のなかでもとりわけ馬好きな人が多いでしょう。
馬好きな人にとって、毎日のように馬と直接ふれあえる装蹄師は魅力的な職業といえます。
各牧場を巡って仕事をする場合には、現役の競走馬やレースにデビューする前の馬など、多くの馬と関わることが可能です。
さまざまな蹄を実際に目にすることで、馬とふれあえる喜びを実感できるだけではなく、装蹄の勉強にもなるでしょう。
馬がいる環境に身を置けることが、装蹄師の仕事を楽しめる要素であり、魅力ともいえます。
2) 馬の脚を支える重責を担う
蹄の状態の良し悪しは、ひいては脚の健康状態の良し悪しにも結びつきます。そのため馬が安全に走るためには、蹄の摩耗を抑える処置である装蹄が必要不可欠です。装蹄師は装蹄をとおして馬の蹄や脚の健康を管理する、とても責任重大な仕事を担っています。
脚を支える蹄鉄は、いわば馬の靴であり、それぞれの馬に最適な装蹄をおこなう装蹄師は馬専属の靴職人です。1頭1頭、異なる形をした蹄に対応できるだけの技術を磨くのは大変ですが、とてもやりがいを感じられるでしょう。
馬のスペシャリストたちと一緒に活動
馬の健康維持やパフォーマンスの向上は、馬のスペシャリストたちの努力のもとに成り立っています。
装蹄師のほか、馬のお世話全般を担う調教師や厩務員といった厩舎スタッフなどが、馬のスペシャリストといえるでしょう。
いずれも馬をこよなく愛している人が就くことの多い職業ですので、楽しんでコミュニケーションを図れるでしょう。
またそれぞれの分野の知識を交換し合うことで情報収集ができ、装蹄師の仕事に活用できる場合があるかもしれません。
馬のスペシャリストたちと一緒に仕事をすることで、お互いによい刺激が受けられるでしょう。
いかがでしょうか。
装蹄師は表舞台に出て活動する職業ではありませんが、やりがいや魅力がたくさんあります。
陰で馬を支えるスペシャリストとして、装蹄師を目指してみませんか。