獣医大学(学校)に入ると、研究室というところに配属されて、研究することになります!知ってましたか?
「おれ臨床志望(動物のお医者さん志望のこと、獣医師には他の就職先もあります。)だから研究なんてやるつもりねぇよ…」
という人も含めて、今のところ例外なく全員です!
獣医学生が実習や研究を行う獣医大学の研究室とは?
獣医大学の研究室は大きく臨床系と基礎系の2つに分かれています。
臨床系はその名の通り、臨床現場、つまり大学の動物病院で研究や臨床系の知識・スキルを学ぶことが出来ます。
基礎系には、微生物や薬に関しての研究など、とても多くの分野があります。
獣医大学ごとに異なりがある
この研究室というのは大学ごとにかーーーーーーなーーーーーり違っています!
〜の大学は小動物臨床がつよい!、〜の大学は大動物臨床がつよい!、〜は微生物が、〜は放射線がつよい!などとっても多様となっています。
みなさんお分かりでしょうか?
つまり獣医大学(学校)志望者の方は大学を選ぶにあたって各大学の研究室について調べることはとても重要です。
獣医16大学(学校)の研究室の配属時期
3年前期 日本獣医生命科学大学、麻布大学
3年後期 山口大学
4年前期 北里大学、日本大学、岩手大学、岐阜大学、大阪府立大学、鳥取大学、東京大学
4年後期 酪農学園大学、帯広畜産大学、東京農工大学、宮崎大学
5年前期 北海道大学、鹿児島大学
※年度によって時期は変化する可能性があります
現役獣医大学(学校)に通う獣医学生の研究室選びの決め手!
・同期のメンバー
・先生の専門分野
・先輩の進路
・自由な時間はどれくらい?(忙しさは?)
・興味のあることができるところ
・学生のうちにスキルを磨けるところ
・自分が臨床が向いているか試せるところ
・大学が売りにしている研究室
・他大や他の組織(水族館など)と共同研究できる
就職を考えて選んだり、比較的時間の融通が効く研究室を選び自分の好みのことをするなど様々ですね。
大学の得意な領域の研究室を選ぶ方もいるようなので、調べてから入っているようですね。
現役獣医学生の研究室に対しての実際の声
岩手大学/共同獣医
「研究内容を一番重視しましたが、先輩や同期、先生とうまくやっていけるかということも考えました。」
日本獣医生命科学大学/獣医学部
「研究室のメンバーとは長い時間一緒にいることになるので、正直、苦手な人が多いときつい。。。」
山口大学/共同獣医
「飼い主さん目線で、1年目でも頼れて、技術もある獣医師に近づけると考えたため臨床系の研究室を選びました。」
大阪府立大学/獣医学類
「やりたいことがあるならそこの研究室行くべき!研究室の雰囲気(先生や先輩はどんな人で、面倒見は良いか?(どれくらい自由な時間をとれるか?)や同期のメンバーも考慮すべき!行きたい研究室に対する客観的な意見を聞くことができたらなお良し!」
酪農学園大学/獣医学類
「第一志望の研究室はくじで外れて入れなかったため、自分の時間をとれる研究室を選びました。また、先生が面倒見がよいかどうか、同期はミスをした時などに助け合えるメンバーかなども考えました。今の研究室でも興味のある研究ができているので、第一志望に行けなくてもやりたいことを見つけることも大事!」
鳥取大学/共同獣医
「自分が研究室で何を重視して、どう過ごしたいかを考えるべき。特にないなら譲りたくないポイントから絞っていくのも一つの手」
まとめ
どうでしたか?
意外と知られていない獣医大学(学校)の研究室事情でした!
獣医大学に実際に通う在学生の声も含め掲載させていただきました。
そもそも研究室とは?
大学によっての違い
研究室に配属を決定した決め手
獣医学生の実際の声
をまとめさせていただきました。
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