【リアルです】女性臨床獣医師から地方公務員への転職者に聞いた

この記事はこんな人向け!
・臨床獣医師から転職を考えている人
・女性獣医師としての働き方を知りたい人
・地方公務員を就職先として考えている人

女性獣医師の働き方シリーズ、臨床獣医師、つまり、街の動物病院で働いてたが、地方公務員に転職した女性獣医師に関して書きます。

この転職は、普段は体調の悪い犬や猫たちをみている臨床獣医師が、牛や馬など、そのほか公衆衛生や伝染病予防などを日常業務とする公務員獣医師に大きく仕事内容が変わることになります。

実際に、このパターンで転職をした方に、なぜ転職しようと思ったのか、地方公務員での働き方、おすすめポイントを聞きました。

大動物臨床に勤める女性獣医師にも直接お話を聞いた記事がありますので、合わせて読みください。

女性獣医師が転職を考えたきっかけ

転職を考えた大きな理由として、臨床獣医師として働いてみて体力的にも気持ち的にも自分には向いていないと感じたことがあります。

体力的な問題としては、拘束時間が長いこと、気持ちの部分としては命を扱う責任などのプレッシャーが強く苦しかったことがあります。

「このまま臨床獣医師を続けるとプライベートの時間を確保できないため結婚は難しい」と考え転職を考えるきっかけになりました。

女性獣医師の地方公務員での働き方

実際に獣医師が地方公務員として、どのような業務内容なのか、職場の環境はどうなっているのか、給与や福利厚生はどうなっているのか、転職する上でのポイントなど解説します。

獣医師の地方公務員としての業務内容

出勤時間は08:30〜17:15。そして福利厚生は整っています。

牛、豚、鶏などの家畜の病気について主に扱う家畜保健所と動物愛護に関わる公衆衛生保健所に大きく分かれます。

公衆衛生の場合、人の衛生についても考える役割があります。

給料は年功序列で上がっていきますが、人事評価システムがあるためそこで実力によって給料を上げることも可能です。

ただ公務員のため、急に昇給するということはありません。(こちらの内容はあくまで地方公務員の一つの例であるためすべての地方公務員に当てはまるわけではありません。)

女性獣医師が地方公務員の良い点とつらい点

やりがいをもって働いている人と公務員は安定だからという金銭面で働いている人がいますし、そういったイメージを持たれる方も多いかと思いますが、意外にやりがいをもって働いている人が多いです。

基本的には仕事内容は大変な内容はあまりなく、残業することなく帰宅でき、公私ともに充実して働けることが利点です。

ただ、鳥インフルエンザなどのように重大な疾病が県内で出てしまうと、3日寝ずに働き続けなければいけないこともあるようです。

その際はかなり辛く大変ではあるが、普段の仕事がそこまで大変ではない分乗り越えられるようです。

女性獣医師が地方公務員の給料と福利厚生

給料に関しては、福岡県は獣医師だけの給料表が設けられていることが他の県とは違う魅力です。

ほかの県はだいたい薬剤師と獣医師は同じ給料表で支払われていますが、福岡県に関しては獣医師の方が多く支給される設定になっています。

その他にもし旦那さんの転勤で海外に行かなければならないとき、1,2年は休職という形が保証されます。

つまり、日本に帰ってからも無職ではなく元の現場で働くことが可能です。

公務員の場合、そういった保証もされていることがとても大きな利点です。

女性獣医師が地方公務員になるには

地方公務員として転職するためには、試験を受ける必要があります。

もともとは一般教養と専門分野についての2分野のテストがありましたが、今は専門分野のみが試験範囲になっているということです。

福岡県に関しては年齢制限の年齢も上がったみたいですね。そのため地方公務員の人気は上がり、倍率は2〜3倍になっているようです。

まとめ

今回、お話を聞いた女性獣医師は、公務員に転職をしたことで結婚相手とも出会うことができ私生活も充実して過ごしています。

公務員は同じ作業や事務作業が多く飽きて嫌になってしまうという意見もありますが残業が少ないため、私生活を充実させることが可能になる職場だと思います。

今回は家畜保健所で働いている方の意見のため動物愛護関係で働く人とはまた意見が異なってくると思います。

最近の事情でいえば新型コロナウイルスに関しての対応は家畜保健所では無関係です。

しかし動物愛護関係は管轄が公衆衛生になるため新型コロナウイルスに関する対応もしなければなりません。

そのためかなり忙しい日々を送っていることも伺います。次回はその動物愛護関係で働く方の意見について記事にしたいと思います。