・盲導犬訓練士のつらいことや苦労する事を知りたい人
・社会貢献をしたいと考えている人
視覚障害者の支えとなる盲導犬を育てるのは、盲導犬訓練士のお仕事です。実際に視覚障害者とパートナーになるまで、盲導犬訓練士が盲導犬となる犬と一緒にたくさんの訓練をおこないます。
そんな盲導犬訓練士のお仕事には、つらい事や苦労する事もあるのですが、具体的にどのような事があるのでしょうか?今回は、盲導犬訓練士として働いていて、つらい・苦労すると感じる事についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください!
思うようにいかない事がたくさんある
1から何も覚えていない犬を訓練する事は、なかなか思うようにいかない事がたくさんあります。覚えて欲しい事もすぐに覚えてくれるわけではありません。時間をかけてゆっくりと訓練をしなければいけないのです。
同じことを繰り返し教えてもなかなか正しく理解してくれず、結果が出ずに落ち込んでしまう事もあるでしょう。
盲導犬の訓練は、トレーナーの忍耐力や根気強さ、粘り強さを備えなければ、長く続けていくことが難しい職種と言えます。
つらい事や苦労する事、盲導犬訓練士の実際の声
- なかなか心を開いてくれない
- 資質を見分けるのが難しい
- やっと信頼関係が築けたと思ったときに反抗されてしまった
- 出来ていたことを急にしなくなってしまう
実際に盲導犬訓練士として働いている人・働いていた人の辛かったことや苦労したことで一番言われていたのが「資質を見分けるのが難しく、なかなか心を開いてくれない」という事でした。
訓練をする上で、一番大切なのがパートナーとの信頼関係を築く事です。信頼関係を築くためには、犬1匹1匹の資質をまず見分けなければいけません。
なかなか心を開いてくれないとなると、本格的に訓練を始める事が出来ず盲導犬訓練士の多くが苦戦する、難問のようです。
心身ともに強さが必要
盲導犬訓練士のお仕事の内容は、盲導犬となる犬と訓練をするだけではありません。日々のお世話、つまり、散歩やお掃除、食事などのお世話も盲導犬訓練士のお仕事です。
もちろん、毎日お世話をするための体力はあればあるほど良いです。しかし、体力だけではなく、言葉のやり取りができない犬に対して、訓練をしなければいけないので、忍耐力や精神力など心の強さも必要です。
盲導犬訓練士は「犬がかわいい」「犬が好き」「困っている人を助けたい」という気持ちはもちろん大切ですが、それだけの思いでは続かない大変なお仕事です。
まとめ
いかがでしたか?
盲導犬訓練士にとって大切な事は犬が好きなどの気持ちだけではなく
- 忍耐力
- 根気強さ
- 粘り強さ
これらの強さも身に付けなければいけません。
どんな仕事にも、つらい事や苦労する事は必ずありますが、盲導犬訓練士は聴覚障害者の助けになる、素敵なお仕事という事を皆さまへ知っていただけたら幸いです!