・アニマルセラピストの仕事をしていて辛いことを知りたい人
・色々な仕事の苦労を知っておきたい人
最近テレビやニュースで精神的に落ち込んだ人をいやしたり、病気にかかった方の回復をサポートする効果があると注目され始めたアニマルセラピーですが、動物は人のように言葉を話すことができません。
そんな、アニマルセラピーに一役買っているのがアニマルセラピストです。
人々の病気を癒やすサポートをするお仕事ですが、辛いこと・苦労する点は、どういったことなのでしょうか。
この記事ではそんなアニマルセラピストの辛いことや苦労について解説します。
アニマルセラピストのお仕事内容は?
アニマルセラピスト、というお仕事を簡単にイメージすると、いろんな施設に訪問して人を癒やすお仕事と考える人が多いことでしょう。
施設へ訪問して人の病気などの回復をサポートするお仕事ではありますが、一緒に行動する動物たちのお世話もすることも大切なお仕事です。
アニマルセラピストの訪問先について
そもそも、アニマルセラピーが活かされる分野は「物忘れ」「痴呆」といった、高齢になるにつれて発症してしまう症状を改善させる点になります。
そのため、一般病院に訪問するだけではなく地域にもよりますが、中心となるのは
- 介護施設
- リハビリ専門の病院
となってきます。
もちろん、小さな子供たちにも道徳を学んでもらうために小学校へ訪問することもあります。
こういった仕事が向いている人を解説している記事もありますので、「自分には合っているのかな?」と気になった方はぜひ合わせてお読みください。
アニマルセラピーの効果って?
アニマルセラピーと耳にしたことはあっても具体的にどういった効果があるのか、知っている人は実はまだまだ少ないです。
アニマルセラピーには大きく3つの効果があり、
- 生理的分野での効果(血圧・コレステロール低下、病気の回復)
- 精神的効果(パニック障害や極度に緊張しがちな人がリラックスして社会に出れるようになる効果)
- 社会的効果(自分の世界中心だった人が、協調性を持ち他社と仲良く交流できるようになる効果)
このようにまだまだ研究されている途中ですが、その効果は、如実だと数多く発表されているのです。
アニマルセラピストのつらいな…と感じる事は?
では、日々色々なところへ訪問するセラピストが辛いなと感じる点はどういったものでしょうか。
精神的・体力的にそれぞれしんどいなと感じる事があるようです。
色々な事を素直に吸収してしまう方は注意
アニマルセラピストは老人ホームや一般病院を中心として訪問します。
そのため、日々触れあう人は「精神的に疾患を持っている人、回復しようとしている人」
「痴呆の症状が出てき始めた人、進行している人」となってきます。
毎日元気な人と交流を持つことができれば問題ないのですが、どこか調子のよくない人を元気づけているうちに自分が精神的に参ってしまう…なんて事があります。
「お仕事だから」と割り切って訪問しましょう。
体力的にはどんなときがつらいの?
体力的には毎日何十匹というわんちゃんたちや動物のお世話をしなければならない点が辛いようです。
1匹2匹であればかわいいな、で済むのですが、扱う動物の頭数が、増えるほど自分自身の体力との闘いになります。
自分の体力と相談しながら働くことが大切です。
まとめ
表面上ではステキだな〜、と思われやすいお仕事ですがどんな職業にもしんどい点というのはつきものです。
じっくり考えた上で職業選択をしましょう。