・ドッグカフェで働くうえで大切なことを知りたい人
・犬に関わる仕事に就きたい人
犬が好きな方であれば、ドッグカフェの経営を考えている人もいるでしょう。ドッグカフェを開業するなら、犬の魅力をお客さんに知ってもらうことができ、カフェとしての役割も提供することができるので、やりがいを感じることができるでしょう。
ただ、しっかり運営していくためにはドッグカフェの仕事をするうえでポイントを押さえておくことが大事です。適当な認識でいるとドッグカフェの仕事がうまく行えない場合もあるからです。どのような大切なことがあるのか紹介しましょう。
全5回にわたってお送りいたします。今回は、ドッグカフェで仕事をする際のポイントついて②です。
ドッグカフェで仕事をする際のポイントとは?②
お店の規則を考えて守ってもらうようにする
ドッグカフェではお客様が店内を楽しむことができるように、規則を考えることも大事です。犬とと共に楽しんでもらうコンセプトである以上、それぞれの規則を設けておかなければ、トラブルや怪我につながることもあるため、スタッフも気付いたことがあれば規則にすべきか店長に相談する必要があります。
ただ、お客様に気を使い過ぎてお店の規則をいろいろと決めてしまうと、それは窮屈さを与えてしまうことにもなるため、バランスを考える必要があるでしょう。カフェで適用できるルールとしては、例えば、リードを必ず短くして愛犬から目を離さないようにする、犬同士のあいさつは飼い主に了解を得て行う、他の犬に勝手にエサを与えないようにする、という点です。
基本的なことを規則にするので問題は無いはずですが、過去にあったトラブルや損害事例から、カフェ独自に規則を設けるのも安全対策としては考慮できます。また、考えた規則はしっかりお客様の目に届くところに配置するようにしましょう。
犬の始末は飼い主に行ってもらうようにする
犬の始末や後処理は飼い主に行ってもらうようにすべきです。ドッグカフェでは衛生的に犬用のトイレスペースを設けることができません。もし、お店側で犬のフンなどの後始末を行うようにするなら、厨房に持ち込む可能性も生じるため、調理をする場所として衛生的によくありません。
食中毒などを起こす危険性もあるため、お店側で犬の後始末を行うのはリスクが高くなります。そのため、お客様が犬を連れて来店する場合はトイレを済ませてから入店してもらう、またはマナーパンツを着用してもらうように規則で決めておき、事前に対処できるようにしておく必要があるでしょう。
お店側の雰囲気と衛生を守ることは他のお客様と犬の健康、また評判を守ることにもつながるため、この点を明記しておくようにしましょう。