獣医師は公務員として働くことができるのか

この記事はこんな人向け!
・獣医師に興味がある人
・獣医師で公務員として働きたい人
・動物の命を救う仕事に関心がある人

獣医師というと動物病院でペットなどの診察や治療を行う人というイメージがありますよね。ペットたちを救う姿がかっこよくて獣医師を目指した人も少なくないと思います。しかし、獣医師の仕事はそれだけではないのです。今回はそんな獣医師が公務員で働くとは土井ういことなのかについて紹介していこうと思います。

公務員として働く獣医師とは

獣医師の仕事の幅は思っている以上に多岐にわたります。公務員として活躍している人も少なくありません。おそらく私たちが知っている獣医師は動物病院でしか見る機会がないため、その他の仕事をしているイメージがつきにくいのでしょう。しかし、私たちの生活を支えるために色々な仕事をしてくれているのです。また、将来獣医師を目指したいと考えている人にとっては動物病院だけでなく色々な働き方や活躍の仕方があるということが理解していただけるのではないでしょうか。

食べ物の安全を守る仕事

私たちが普段口にしているお肉は安心で安全なものがスーパーや精肉店に並んでいますよね。しかし、このような安全なお肉を食べられるのは獣医師のおかげなのです。食肉を検査する検査所ではお肉に細菌がついていないかなどのチェックを行っています。このチェックを行っているのが公衆衛生獣医師という公務員として働いている獣医師なのです。

感染症などの予防や対策を行う仕事

よくニュースで鳥インフルエンザが流行してたくさんのニワトリたちが殺処分されているというニュースをみたことがありませんか?また、その他の動物でも人間に影響を及ぼす可能性のある動物たちは消毒と殺処分がされていますよね。こういった感染症を少しでも予防していくために働いているのも獣医師なのです。感染症が流行することよって人間たちの健康が課される危険性がありますし、感染が発覚した多くの動物たちは殺されてしまうのです。このような事態にならないためにも日々取り組んでくれているのです。

動物たちを守る仕事

最後は動物たちを守る仕事をしています。動物病院で働くことも動物たちを守ることに繋がりますが、公務員として働く獣医師は違った形で動物たちを守っています。それは動物福祉です。ペットブームが到来している現在、ペットを飼ったけど飼い方がわからない人や飼うことが困難になってしまったという理由からペットを手放す人がいます。そういったことにならないために正しい飼育の方法や飼い主がいなくて困っているペットたちの保護といった活動をしてくれています。また、捨てられてしまうペットを少しでも減らすために動物愛護の考えを伝える活動も行っているのです。

いかがでしたでしょうか?

獣医師は動物病院で診察や治療だけをするのではなく、私たちの知らないところで色々な仕事をしてくれているということがわかりました。しかし、どの仕事も動物に関わる仕事であることに違いはありません。これから獣医師を目指したいという人はさまざまな働き方の選択肢があるということを覚えておくと良いかもしれません。

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