動物病院でのコミュニケーションの重要性とは

この記事はこんな人向け!
・動物病院で働いている人・働きたい人
・動物病院でのコミュニケーションの重要性について知りたい人
・動物の命を救うお仕事に関わりたい人

動物病院では獣医師や愛玩動物看護師、トリマー、ドッグトレーナーなど様々なペット関連の職業の人が働いています。動物病院で働いている全ての人に共通しているのは飼い主さんとのコミュニケーションを上手に取る必要があるということです。今回は動物病院でのコミュニーケーションがいかに大切なことなのかについて紹介していこうと思います。

動物病院でのコミュニケーションの重要性

動物病院では病気の動物の治療を行ったり、日常ケアを行ってあげます。動物との接し方さえ正しく知っていれば問題ないと思っている人も少なくないと思います。しかし、飼い主さんとのコミュニーケーションをしっかりとることが一番重要であることを知っておく必要があります。なぜ、飼い主さんとのコミュニーケーションが最も重要なのかをまとめてみましたので参考にしてみてください。

 正しい治療を提案することができる

動物病院には病気を患った動物たちが多く来院します。しかし、動物たちは「ここが痛い!」「ここを治して欲しい!」と伝えることができません。動物たちの病状を知るには飼い主さんから日頃の様子や異常はなかったかなど細かく聞き取る必要があるのです。ここで、上手に飼い主さんから話を聞くことができれば病気に対する正しい治療法を提案することができます。飼い主さんには漠然と「何かありましたか?」と聞いても、細かなところまでは教えてもらえないことがほとんどです。問診をする人が回答をしやすい質問をする必要があるのです。

 飼い主さんの心ケアにもつながる

病気や怪我をしている動物たちの飼い主さんは不安な気持ちでいっぱいになっています。そんな時にちょっとした声かけをすることによって飼い主さんは安心するものです。これは獣医師だけでなく、動物病院で働いている全ての職種の人が行うべきコミュニーケーションです。動物のケアを行うだけが動物病院の仕事ではなく、飼い主さんの心のケアを行っていくのも動物病院の仕事であることを理解しておきましょう。

 病気の早期発見につながる

動物の病気は早期発見・早期治療が何よりも大事になってきます。病気の早期発見には飼い主さんとのコミュニケーションが欠かせません。日常ケアや予防医療で来院した飼い主さんから話を聞いて病気を発見することができたというケースは少なくありません。「ワクチン接種だから注射打ったらおしまい!」などと考えるのではなく、他に何か気になっていることやいつ頃定期検診を受けたのかなども確認するようにすると良いです。1年以上定期検診を受けていないなら、提案してみるのも良いです。このように予防医療であっても飼い主さんとのコミュニーケーションを大切にすることで救われる命が増える可能性があります。

いかがでしたでしょうか?

動物病院では動物たちだけでなく飼い主さんとのコミュニケーションが非常に大切であることがわかっていただけたと思います。飼い主さんとのコミュニーケーションは動物の命を救うことに繋がってきますよ。

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