国立の獣医学部の入試傾向と受験ロードマップとは?②

この記事はこんな人向け!
・獣医師に興味がある人
・国公立大学の獣医学部について知りたい人
・動物の命を救う仕事に関心がある人

国公立の大学で獣医学部を設置している大学は、国立10校公立1校の全11校あります。

私立の獣医学部も全国に6校ありますが、金銭面などの理由から国公立の獣医学部を目指したいと思っている人も多いでしょう。

国公立大学の獣医学部に合格するには高い学力が求められ、少なくとも偏差値は65程度必要になります。

これは全国の受験者の上位6%に値する水準です。

学校ごとにある入試傾向をしっかり確認し、合格へ向けて学習していきましょう。

全6回にわたってお送りいたします。今回は国公立の獣医学部の特徴と入試傾向とは?①です。

国公立の獣医学部の特徴と入試傾向とは?①

北海道大学(獣医学部共同獣医学課程)

偏差値71/定員35人

北海道の広大な敷地を有するキャンパスが魅力の大学です。

全国の獣医学部の中でも特にレベルが高く、医学部と引けを取らないと言われています。

入試形式が特殊で、理系科目選抜と学科入試とに分かれています。

得点配分は、共通テストより2次試験の割合が多いのが特徴です。

数Ⅲが必要なので、数学への深い理解が求められます。

レベルの高い大学で学びたい人、2次試験を重視した入試形式で受験したい人におすすめです。

北海道大学のホームページはこちら:https://www.hokudai.ac.jp/

②帯広畜産大学(畜産部共同獣医学課程)

偏差値66/定員40人

獣医学だけでなく、畜産についても深く学べる大学です。

北海道大学との共同獣医学課程として、両大学のそれぞれ優れた教育カリキュラムを結集した学習ができます。

入試傾向は北海道大学と同様、共通テストの割合が低いのが特徴です。

産業動物に興味のある人、2次試験で勝負したい人におすすめです。

帯広畜産大学のホームページはこちら:https://www.obihiro.ac.jp/

コメントは受け付けていません。