・盲導犬訓練士の資格取得難易度・合格率を知りたい人
・社会貢献をしたいと考えている人
盲導犬訓練士を夢にしている方の中には、資格取得の難易度や合格率について気になるという方も多いかと思います。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、盲導犬訓練士になるまでにはたくさんの努力と時間を要し、資格取得の合格率もかなり低い職種なのです。
今回は、盲導犬訓練士の資格取得の難易度や合格率はどれほど高いのか?についてご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてください!
盲導犬訓練士になるための協会就職倍率は、かなり高い!
盲導犬訓練士の資格を取得するためにはまず、全国にある盲導犬協会に就職する必要があるのですが、毎年求人の募集がかかっているわけではなく、それぞれの施設で欠員が出たタイミングで募集されます。
厳しい仕事ではありますが、動物関連のお仕事の中でも人気のある職業でもありますので、なかなか欠員が出ず、求人募集が全くない期間も珍しくはありません。それも1度に募集される人数は5人~10人ほどとかなり少ないのも倍率が高くなってしまう要因となっています。
盲導犬訓練士の資格の難易度
盲導犬訓練士の資格は国家資格ではなく民間の資格です。
盲導犬訓練士になるために就職しなければいけない盲導犬育成団体で約3年間の訓練や知識を積んでいる方が、盲導犬訓練士や盲導犬歩行指導員の資格を取得する事ができます。
その中でも、NPO法人の全国盲導犬施設連合会がおこなっている試験の場合は、認定試験を実施しており、試験合格に加え技術などが認められた方のみに資格を与えられています。
しっかりと研修期間で行われる研修に参加して、勉強をしなければ「盲導犬訓練士」として認められる事は難しいので、3年間しっかりと実習を行いながら学習をしましょう。
盲導犬訓練士の資格の合格率
盲導犬訓練士の資格の合格率(盲導犬協会がおこなっている試験)は現時点(2021年4月現在)では情報が見当たりませんでした。
しかし、盲導犬訓練士について学ぶことができる、日本盲導犬協会運営の盲導犬訓練士学校、盲導犬訓練士認定試験の合格率は、なんと3.2%前後とかなり難しいようです。
盲導犬訓練士学校では、卒業生から日本盲導犬協会の訓練士となる方を採用するので、盲導犬訓練士を目指している方は、盲導犬訓練士学校の入学は積極的に検討しておくことをおすすめします。(※全卒業生に就職を補償するものではありません。)
まとめ
いかがでしたか?
盲導犬訓練士になるための試験の難易度は決して低くはありません。現在盲導犬訓練士として活躍している方たちは、多くの時間をかけてたくさん勉強をして盲導犬訓練士業界で、活躍する事が出来ています。
とくに、視覚障がい者の歩行補助のために活躍する盲導犬を育て上げるのは、責任も重大できちんとした知識と技術を身に着けておくことが必要不可欠です!