こんにちは!Vcareer編集部の山﨑です!
今回は獣医学生の就職について話していこうと思います!
目次
獣医学生の進路
様々な職業がある獣医師ですが、そんな「獣医師の卵」である獣医学生の進路は現在(2018年時点)、どうなっているのでしょうか?
進路は日本大学を例に…
このような感じになっています。
理工学系と比べると進学する人は少なく、医学部と比べると病院に就く人は少ないと言えるでしょう。
当然、このデータは日大のデータです。関東にあり、私立ということもありやや偏りもある数字の可能性も捨て切れません。しかしながら、近年の小動物臨床へ進む割合は4-5割となっているので、比較的、平均な数字かもしれませんね。
獣医学生はどうやって進路を決めてるの?
獣医学生はどうやって進路を決めてるのか?獣医学生は入学前から進路をだいたい決めている人が多い印象を持ちます。
大学で実習を行っていく上で、好きな分野が見つかったり、思っていたものと違いがあったり、
別の道に進む人も少なからずいるようです。
大学が主催する進路に関するセミナーなどに参加するのは他の学科と変わらないですが、
地方公務員として働く獣医師が足りないこともあり、各都道府県が求人募集に力を入れているようです。
獣医学生の進路先をそれぞれ解説!
獣医学生の進路先:小動物臨床
小動物臨床をする獣医師は、いわゆる「病院の獣医さん」で、一般の方が考えている獣医さん像だと思います。
近年では、犬猫だけでなく、エキゾチックアニマル(うさぎ、爬虫類など)の専門性を持った獣医師も増えてきています。
皮膚科や眼科など専門に特化した動物病院もありますね。
小動物へ進んだ方へのインタビューも参考に!
獣医学生の進路先:公務員
大まかに地方公務員と国家公務員に分けられます。
前回の資格でもお話ししたように、主に公衆衛生分野で仕事をします。
国家公務員といっても、獣医師が勤めているのは主に厚生労働省と農林水産省の2つの省ですね。
人獣共通感染症の水際での予防など重要な役割を担っています。
獣医学生の進路先:企業
獣医師が企業と言うのも意外かもしれませんね。企業といってもさまざまですが、主に製薬企業や食品企業に勤めている獣医師が多いと思います。
詳しい人数などは不明な部分が多いですが、薬の安全性試験などを行っています。
また、動物病院も「会社・」になっているところもあるので、そこで診療を行っている獣医師もここに入っています。
企業へ進んだ方へのインタビューも参考に!
獣医学生の進路先:進学
就職だけが獣医学生の進路ではないと言うわけですね。
大学院への進学は、特に獣医学系・医学系大学への進学が多いです。
カリキュラム面での理由もありますが、専門性を考えるとこの分野になると思います。
分野は広く、公衆衛生分野、感染症分野、基礎医学分野などさまざまです。
獣医学生の進路先:産業動物臨床
主に牛、豚、馬などの診療を行う獣医師です。
NOSAIに勤める獣医師もいれば、開業して個人で診療を行う獣医師もいるようです。
獣医学生の進路先:動物園・水族館
これは獣医学生の中でも、動物園獣医師を目指すために獣医学部へ入学したなんて人も毎年一定数いる人気の進路。
ただし、毎年新卒の募集があるわけではなく、狭き門としても有名です。
動物園・水族館は大きな括りにすると、「野生動物関連の仕事」となるのでこちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
獣医師の職域は多岐にわたる
以前、資格の記事でもお話したように、獣医師の職域は多岐にわたります。
獣医学生が考えられる進路も多く迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
いろいろなものを見られるのは学生の特権とも言えるので、知らない分野などは実習に行ってみるのもいいかもしれませんね。
私立と国立では就職先が大分違うように感じる。首都圏と地方でも。
一つの大学だけじゃなく、他の大学(欲を言えば全大学)含めた統計出してほしいな。
私立・国立比較/首都圏・地方比較 すると面白いものが見えてくるかも。
また統計資料について、割合だけじゃなくちゃんと母数も表示してほしい。
自分の印象では、私立や首都圏の大学は小動物臨床の割合が多いと思います。国立や地方だともう少し公務員の割合が多い気がする。
記事の内容について、入学前から決めている人は、自分の周りでは少なかった。大学での授業を聞いて、公務員分野や産業動物分野に興味持つ人も少なくない。
サイト的に仕方がないかもしれませんが、情報が小動物臨床に偏っていると思います。獣医学生が発信する総合メディアというなら、他の仕事分野についても取り上げて欲しいです。偏った情報を与えかねません。
文句ばっかり言ってますが、活動を応援しています。国試頑張ってください!