・装蹄師になるための資格について知りたい人
・馬と触れ合うお仕事を探している人
装蹄師は馬の蹄のプロフェッショナルです。
将来、装蹄師になりたいと考える人も多いでしょう。
実現のためには、認定装蹄師の資格が欠かせません。
まずは2級認定装蹄師の資格取得を目標としましょう。
装蹄に関する知見を有している証明となる認定装蹄師の資格は、2級、1級、指導級の順に難易度が上がります。
指導級を取得するためにはおよそ15年以上の時間が必要です。
装蹄師の道を極めるためには、長い時間を要することを知っておきましょう。
装蹄師になるには資格取得は必須条件?
装蹄師になるために資格は必須かどうかについて、順番に紹介していきます。
資格取得が装蹄師になる第一歩
これから装蹄師を目指すにあたって気になるのが、資格の必要性ではないでしょうか。
装蹄師になるためには認定装蹄師資格が必要不可欠です。
易しいものから順に2級認定装蹄師、1級認定装蹄師、指導級認定装蹄師の3つの資格が、認定装蹄師資格に制定されています。
2級認定装蹄師は、装蹄師としてのスタート地点に立つ第一歩でしょう。
1年間に及ぶ装蹄師認定講習会受講と認定試験合格が、2級認定装蹄師の資格取得には欠かせません。
装蹄師認定講習会とは?
2級認定装蹄師の装蹄師認定講習会は、入講年度の4月1日時点で満18歳以上であることが受講資格となります。
また選考試験に合格しなければ、装蹄師認定講習会の受講はかないません。
選考試験の内容は、筆記試験、作文、面接です。
晴れて選考試験に合格した場合は、全寮制の環境下で1年間受講します。
装蹄師認定講習会の内容は、装蹄療法や基礎馬学といった学科や、実技、飼養管理実習です。
実技には造鉄や装蹄など、実務に即した内容が組み込まれています。
最上位資格の取得までには時間が必要
装蹄師資格の中でもより上級の1級認定装蹄師資格は、2級認定装蹄師資格の取得後4年以上経過していなければ受験は認められません。
1級認定装蹄師資格の取得には、規定の昇級研修会の受講とともに、昇級試験に合格する必要があります。
指導級認定装蹄師資格も、ひと段階前の資格である1級を取得後の経過年数が応募条件に定められている点が特徴です。
具体的には、9年以上の経過が条件とされています。
指導級認定装蹄師資格も昇級研修会の受講が必要です。
また昇級試験合格も取得条件となります。
およそ15年以上の時間をかけて装蹄の道を究めるのが、一般的なキャリアアップの流れといえるでしょう。
装蹄師を志す人にとって、認定装蹄師の資格取得は登竜門といえます。
将来的なキャリアアップも視野に入れつつ、まずは2級の取得を目指してみませんか。