・女性ドッグトレーナとして働きたい人
・女性らしく働ける職業を知りたい人
トリマーなどの職種に比べて、ドッグトレーナーの場合は男性の方が多いというイメージはないでしょうか?体力も使いますし、大型犬を相手にすることもあるため、どうしても「男性の仕事」というイメージが付きまといます。
しかし女性でも働きやすい職種ですし、女性ならではの強みもあるものです。そういった観点から解説していきましょう。
女性ならではの強み・利点とは?
まず女性であるからこその強みや利点について解説していきます。これは業務をする上で有利になるポイントかも知れません。
常に女性目線で接客できる
ドッグトレーナーの仕事は犬を相手にするだけでなく、依頼主である飼い主さんと話をすることも大切な仕事の一つです。
犬の状態をヒアリングしたり、トレーニングの状況を説明したり、優しい口調や聞き方で接してくれるのが女性ならではの接客だと言えるでしょう。
犬のしつけで困っている飼い主さんもまた女性であることが多く、そういった意味では同性意識があって安心できるのかも知れません。
トレーニングの中で利点を生かす
犬は女性より男性を苦手とする子も多いようです。男性の低い声ですと「叱られている」という意識が働き、低い声が聞き取りにくいということもあるそうです。
逆に女性の出す高い声は犬にとって聞き取りやすく、しつけやトレーニングにとって重要なコマンドを覚えやすいというメリットがあります。
ドッグトレーナーは安心して働ける仕事?
一般職と違ってドッグトレーナーは特殊な仕事です。そのため安心して働けることが最も大切なことではないでしょうか。次に働きやすさについて解説していきます。
自分のライフスタイルを優先できる
給与面に関しては勤め先によって差があるので割愛しますが、ライフスタイルを優先しつつ働けるという意味では取り組みやすい仕事だと言えるでしょう。
しつけ教室やトレーニングを開催する曜日は土日祝が多いものの、残業や夜間勤務などはほとんどありません。
夜中に犬のしつけを依頼してくる飼い主さんもいないでしょうし、仮に預かり保育を担当したとしても夜は犬も寝ていますから、自分の時間を犠牲にすることはありません。
結婚後の就業も安心できる
結婚したり子供を産んだあと、ドッグトレーナーの仕事を続ける方も多いようです。何よりスキルのある仕事ですから復帰もしやすいですし、正社員でなくともパートやアルバイトという待遇で働けるからです。
またフリーランスになった場合、自分で都合の良いスケジュールも組めるため、比較的時間に融通が利くこともメリットの一つでしょう。
子育てしつつスキルやキャリアアップを図れることも、ドッグトレーナーとしての魅力ではないでしょうか。
ドッグトレーナーに向いている女性とは?
これは男性ドッグトレーナーにも言えることですが、ドッグトレーナーに向いている女性はどのような人なのでしょうか?
まず大らかで明るいこと。人や犬に優しく接し、安心感を与えることができます。これに忍耐力がプラスされれば素晴らしいドッグトレーナーになれるでしょう。
そして観察眼に優れ、行動力がある人。ドッグトレーニングは間違いや正解の繰り返しです。しっかり犬を観察して経験に照らし合わせながら正しいトレーニング法に結び付けていきます。冷静に犬の挙動を見つめ、そこから正解を導き出していくことが優秀なドッグトレーナーの証なのです。
最後に人と接することが大好きな人です。いくらトレーニング技術があってもぶっきらぼうでは話になりません。きちんと飼い主目線に立って話ができ、そして聞けるだけの懐の深さが必要です。
ドッグトレーナーに相談して良かった。と思ってもらうことが大切ではないでしょうか。