・ドッグトレーナーでフリーランスとして働きたい人
・フリーランスとして働きたい人
一昔前に比べて、集合住宅での室内飼育、ペットの家族化が一般的になりました。それに伴い、しつけ教室などの需要が増え、ドッグトレーナーが活躍する場も多くなってきているようです。多くのドッグトレーナーは、会社に所属して働いています。
しかし、時間を自由に使えて収入アップも期待できる、フリーランスという働き方に憧れる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ドッグトレーナーはフリーランスとして働けるのかについてお話していきます。
ドッグトレーナーはフリーランスになっても働けるの?
実際にフリーランスのドッグトレーナーとして働いている方もいるので、フリーランスとして働くことは可能です。しかし、会社に所属しない働き方なので、メリットとデメリットがあります。時間を自由に使えて収入アップが見込める一方で、問題が発生した時には全ての責任を負わなければいけないですし、収入が減るリスクもあります。フリーランスとして働きたい方は、しっかりメリットとデメリットを理解したうえで検討しましょう。
仕事の内容と働き方
フリーランスとして働いているドッグトレーナーには、様々な働き方があるようです。
- ペットショップやドッグスクールと契約する
- 訪問型の個別レッスンやグループレッスンを開催する
- 長期で預かり型のレッスンを請け負う
- 自宅や物件を利用してしつけ教室を開業する
お客様の希望の場所に伺う訪問型のレッスンや、数か月単位の契約になる長期預かり型のレッスンは、自身でスケジュール管理を行える為、効率よく働けるうえに、しつけ教室との差別化が可能です。
中には、複数のペットショップやドッグスクールと契約して、平日は訪問型レッスンを行い、週末はペットショップなどでしつけ教室を開催しているという方もいます。
また、自宅や物件を借りてしつけ教室を開業するなど、どのドッグトレーナーも自分に合った働き方をしているようです。
しつけのレッスンだけでは成り立たない?
主に家庭犬の問題行動を解決することがドッグトレーナーの仕事ですが、中には、ドッグダンスやフリスビー、ドッグショーに出場するためのレッスンを行っている場合もあるそうです。
また、レッスンの内容だけではなく、会社に所属していた時以上にお客様に寄り添い、信頼関係を構築する必要があります。担当する犬にだけでなく、その飼い主さまにも愛情をかけられる方に向いていると言えるでしょう。
フリーランスになる為に必要な手続きは?
フリーランスのドッグトレーナーとして働くためには、いくつか手続きが必要になるのでご紹介します。
第一種動物取扱業の届け出
第一種動物取扱業にはいくつか種類があり、どのようなサービス内容であるかによって、届け出の種類が異なります。ドッグトレーナーの場合は「訓練」という届け出が必要です。
開業届の提出
開業届はフリーランスになってから一か月以内に提出しなければいけません。必ず期限内に提出しましょう。
動物取扱責任者の登録
動物取扱責任者の登録をするには、下記の3つの中から1つ条件を満たすことが必要です。
- 指定の機関が試験合格の際に発行するライセンスを取得している
- ペットショップなどで半年以上の実務経験がある
- 指定されているペットが関連した専門学校、スクールを卒業している
いかがだったでしょうか。フリーランスのドッグトレーナーは、困難やリスクもあるでしょうが、それ以上にやりがいのある働き方ですね。一度検討してみてはいかがでしょうか。