・ハンドラーとして働きたい人
・ハンドラーに憧れている人
ドッグトレーナーやトリマーと比較すれば、あまり馴染みがないというのがハンドラーの仕事です。しかし大型犬のトレーニングをする際には、負けないだけの体力が必要ですし、かなり根気もいる仕事です。女性であっても働きやすい環境なのでしょうか?
魅せるプロハンドラーとして女性が最適
ここで言うプロハンドラーとは、ドッグショーなどで活躍する犬を華麗にエスコートする人のことです。やはり女性ならではの適性が発揮されると言えるでしょう。
女性に特に人気があるプロハンドラー
将来的にプロハンドラーを目指している方は女性が多いそうです。そのためハンドラーコースを設定している専門学校もあるほど。またトリミングの技術が求められることもあるため、トリマーの資格を持ちつつプロハンドラーに挑戦する女性も多いのです。
華麗なハンドリングは女性ならでは
プロハンドラーの仕事は、犬を最高の状態で魅せることにあります。そのため犬の健康管理からコンディション管理までこなす必要があります。その上でハンドラーには華麗なハンドリングが求められるのです。
女性ならではのしなやかさや柔軟性を生かすことで、犬より素晴らしく魅せることができるのではないでしょうか。
ファシリティドッグ育成は女性向きの仕事
病気と戦う子供たちのため、療養環境を少しでも向上させる目的で導入されたのがファシリティドッグです。頭数はまだ多くはありませんが、女性が活躍されています。
医療従事者が担当することが多い
特定の医療施設に常勤しながら動物介在療法を行うため、ファシリティドッグのハンドラーは犬と暮らしたことのある看護師さんである場合が多いですね。一般医療のみならず動物介在療法をきちんと理解されているからです。
女性目線で多くの患者さんに対応する
またファシリティドッグだけでなく、セラピードッグも高齢者や障害を持つ方などへ広く心のケアをおこなっています。
アニマルセラピストの資格を持つハンドラーは実に8割が女性だとされており、女性ならではの目線で多くの患者さんのケアをするのです。そういった意味では女性が働きやすい職場環境だと言えるでしょう。
アジリティ・特殊犬ハンドラーは体力次第
いっぽう競技をおこなうアジリティドッグや、警察犬などの特殊犬を育成するには、かなりの体力を必要とします。女性でも働きやすいと言えるのでしょうか。
基本的な体力は身に付けておくこと
事前に何も準備をしないままハンドラーになるのは難しいところです。体力が必要なだけに基本的な体力は身に付けておきたいところですね。
毎日のランニングやダッシュ・ストレッチ運動などを欠かさずに行い、たとえ俊敏な小型犬や、力の強い大型犬であっても負けないだけの体づくりが大切です。
与えるコマンドは大きくはっきりと
アジリティ競技や訓練の場合、犬にコマンド(指示)を与えて動かします。男性であれば大きな声が出せるものの、女性ですと声が小さくなりがちです。
日頃から発声練習をするなど、犬に的確なコマンドが出せるように練習することが大事です。
犬の訓練士として活躍されている女性も多いため、体力と粘り強さがあれば、必ずやりがいが出てくるのではないでしょうか。