・ハンドラーの経験が活かせるボランティアについて知りたい人
・ハンドラーに憧れている人
多くの動物の資格は民間資格なので、ボランティアをする際に必ず必要になるわけではありません。
しかし、せっかくハンドラーの資格を持ち、経験があるならそれを活かした活動をしたいですよね。
そこで今回は、ハンドラーとしての経験を活かせるボランティア活動と、その仕事内容、探し方をご紹介します。
ハンドラー経験が役立つボランティアの仕事内容と探し方は?
ハンドラーとしての経験が役立つボランティア活動と、その仕事内容、探し方をご紹介します。
セラピードッグのハンドラー
ハンドラーとしての仕事経験を生かしてボランティアをするなら、アニマルセラピーで活躍するセラピードッグのハンドラーとして活動することをオススメします。
アニマルセラピーとは、動物を介して行う医療行為の一種です。
犬や猫、馬、ウサギなどの動物が、定期的に老人ホームや福祉施設、病院などを訪問し、動物たちと触れ合うことで施設の利用者の心と体を癒します。
アニマルセラピーを取り入れる施設は年々増加しており、セラピードッグとそのハンドラーの需要も高まりつつあるようです。
民間の資格にセラピードッグトレーナーやアニマルセラピストといった資格があるので、資格の取得が必須だと勘違いしてしまう方もいるようですが、資格を持っていなくても活動することは可能です。
仕事内容
主な仕事内容は以下の通りです。
・施設の利用者が犬と触れ合う際のサポートをする
・犬と芸などを披露するレクリエーションを行う
・担当する犬に過度のストレスがかかっていないか様子を見る
レクリエーションは予定に組まれていなければ行うことはありません。
その場合、利用者と犬が触れ合う際のサポートが主な仕事になるでしょう。
利用者の中には、動物と触れ合うことになれていない方もいます。
そんなときに触れ合い方をレクチャーすることも大切な仕事の1つです。
また、自分自身も笑顔で利用者の方とコミュニケーションをとるなど、緊張ほぐし、より楽しんでもらう工夫が必要になります。
探し方
セラピードッグのハンドラーとして活動する場合、個人でいきなり老人ホームや病院に出向いても受け入れられることは難しいでしょう。
活動を始めるには、まずはボランティア団体に所属する必要があります。
探す方法は主に2つです。
・ボランティア活動をしている知人に紹介してもらう
・インターネットでボランティア団体を探す
ボランティア活動をしている知人がいるなら、紹介してもらって始めることがオススメです。
活動場所や内容などを教えてもらえるので、よりスムーズに始めることができます。
インターネットで探す場合には、ボランティア団体のホームページで求人情報を探して応募します。
ハンドラーを募集している団体は多くあるので、まずは応募して詳しい話を聞き、活動前に見学してみると良いでしょう。
また、ボランティア団体によって異なりますが、活動する前に研修や試験を受ける場合があるので、これも事前に確認したいポイントですね。
愛犬と活動するには?
ボランティア団体に所属するセラピードッグをパートナーとして活動することも可能ですが、自分で飼っている愛犬をパートナーにして活動したいという方もいるでしょう。
その場合、愛犬はセラピードッグとして適しているのか確認するための試験を受けなければいけません。
特に犬は特性を大切にされます。
人や動物に攻撃性がないか、触られること、抱っこされることは好きか、トイレなどの基本的なしつけは出来ているかなどが見定められます。
愛犬との活動を希望する方は、事前に必要事項を確認しておきましょう。
いかがだったでしょうか。
アニマルセラピーは、多くの人の心を癒して笑顔に導く素敵な活動です。
愛犬と活動することも可能なので、一緒に始めてみてはいかがでしょうか。