ハンドラーにはどんな就職先があって、どのような活躍ができるのか?

おそらく一般の方々は、ハンドラーという職業がどのようなもので、どんなところで働いているのかご存じないことも多いのではないでしょうか。

いわゆる犬の訓練・調教士という意味合いになるのですが、どのような働き方をしているのでしょう?具体的な活躍の場をご紹介していきますね。

この記事はこんな人向け!
・ハンドラーに興味がある人
・ハンドラーの活躍の場所を知りたい人
・ハンドラーの就職先を知りたい人

犬をエスコートするプロハンドラー

ここで言うプロハンドラーとは、JKC(ジャパンケネルクラブ)が認定した資格を持つドッグショーやアジリティ競技などに犬を参加させることを目的としています。プロハンドラーの方々は、どのように活躍されているのでしょうか。

JKC会員の委託を受けて犬をハンドリングする

プロハンドラーの認定資格を持っていれば、自分の犬だけでなくJKC会員の犬をハンドリングすることができます。

ショードッグや競技に向けて犬を訓練し、好成績をおさめることができればプロハンドラーとしての知名度も上がりますし、収入にも大きく影響してきます。

技術を生かしたトリミングサロンなど

プロハンドラーの中には、犬の姿を美しく見せるために優れたトリミング技術を持っている方も多いと言われています。

その技術を生かしてトリミングサロンに勤務したり、独立開業される場合もあるそうです。

ファシリティドッグやセラピードッグを養成するハンドラー

近年特に注目されているのが、病院施設などで患者さんの心のケアをする犬たちです。海外ではファシリティドッグ・セラピードッグの需要も高く、今後は日本でもそういった犬たちが増えていくのではないでしょうか。

ファシリティドッグのハンドラー

ファシリティドッグとは特定の施設に常勤しながら、動物介在療法を行う犬のことです。

大変な思いをされている患者さんのために心のケアを行い、その精神的負担を軽減します。

ファシリティドッグのハンドラーは経験を積んだ医療従事者である場合が多く、特に認定された資格ではありませんが、徐々に認知度が高まりつつあります。

セラピードッグのハンドラー

セラピードッグは入院されている患者さんだけではなく、高齢者や障害を持つ方などへ広く心のケアを行う犬のことです。

特に一か所に常駐しているわけではなく、ハンドラーとともに各地の施設を巡回します。

病院・高齢者施設・学校・刑務所・被災地など場所を問わず活躍しています。またハンドラーは国際セラピードッグ協会などに所属している場合が多く、アニマルセラピストの認定資格を持っています。

その他の特殊犬養成所

犬には実に多くの能力があることが知られています。そのため人間では不可能な特殊な任務を与えられることも多いのです。

麻薬探知犬のハンドラー

人間より遥かに優れた嗅覚を持つ犬は、人間ではわからない領域の臭いまで嗅ぎ分けます。

麻薬等の密輸入を阻止するため訓練された麻薬探知犬は、犬種は限られるものの空港などで活躍しています。

ハンドラーも必然的に税関職員ということになり、各地の空港にある麻薬探知犬管理室で勤務されることが多いようです。

災害救助犬のハンドラー

災害のあった被災地などで活躍する災害救助犬ですが、犬の訓練を担当するのは特殊な技能を持ったハンドラーです。

また災害救助犬は危険な現場で活動することが多いため、ハンドラーには犬たちの命を守るという使命もあります。まさにハンドラーと犬が一心同体となって行動することが求められているのです。

ハンドラーは主に日本レスキュー協会、日本捜索救助犬協会など認定NPO法人や任意団体に属しており、普段から非常時のために訓練は欠かしません。またハンドラーは災害救助犬訓練士とも呼ばれています。