私立大学の獣医学部それぞれの特徴は?⑤

この記事はこんな人向け!
・獣医師に興味がある人
・私立大学の獣医学部について知りたい人
・動物の命を救う仕事に関心がある人

現在、日本に獣医学部を設置している大学は17校あります。

その内訳は、国立大学が10校、公立大学が1校、私立大学が6校です。

今回は全国の私立大学にある獣医学部に焦点をあて、それぞれの特徴を紹介していきます。

全6回にわたってお送りいたします。今回は岡山理科大学について紹介します。

岡山理科大学(愛媛県今治市)

2018年に西日本の私立大学として初の獣医学部として新設されました。

多様化・高度化し続ける社会ニーズに対応でき、ローカルにもグローバルにも活躍できる獣医師育成に力を入れている大学です。

また医学と獣医学は共通であるという認識の上、ヒトと動物の健康と福祉に貢献できる人材育成を目指しています。

獣医学を以下の3分野に分け、それぞれの専門獣医師を育成する独自の教育プログラムが特徴です。

・薬学に特化し、獣医学の知識や技能を活かしライフサイエンス分野で活躍する人材を育成する

・グローバル化の進む現在において国際的感染症、輸入食品の安全確保、感染症の水際対策など、国際的視野で危機管理のできる公務員獣医師を育成する

・ヒトの医学と連携し、動物とヒトの健康と福祉に貢献する獣医師を育成する

また教育と研究を調和させるため、教育は講座制、研究は目的型プロジェクト制で実施し、講座の壁をなくした新しいシステムの授業を行っています。

全国の獣医学部において最大規模となる73名の専任教員を有し、幅広い分野の専門家から学べる利点もあります。

偏差値は40.0〜55.0となっています。

・岡山理科大学 https://www.vet.ous.ac.jp/department/veterinary/

・大学受験パスナビ https://passnavi.evidus.com/

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