水族館飼育員の求人倍率ってどのくらい?対策についても紹介

この記事はこんな人向け!
・水族館飼育員に興味がある人
・水族館飼育員の求人倍率について知りたい人
・水族館関連の仕事を知りたい人

人気の職業である水族館飼育員の求人の、気になる求人倍率についてご紹介します。

あわせて、求人対策についてもご紹介しますので「水族館飼育員に憧れている人」「水族館飼育員を目指す人」は参考にしてください。

水族館飼育員の求人倍率

水族館の求人は「狭き門」といわれます。

では、実際の水族館飼育員の求人倍率はどのくらいなんでしょうか?

一般的な水族館の求人倍率は50倍~100倍です。

人気の水族館なら100倍以上に達することもあります。

なぜ、水族館飼育員の求人倍率が高いのか、理由と対策をご紹介します。

水族館飼育員の求人倍率が高い理由

水族館飼育員が人気の職業であることは紹介しました。

人気があるほかの職業と比べても高い倍率です。

理由としては、水族館飼育員の求人募集数が少ないことがあります。

水族館の数

国内の水族館は、社団法人日本水族館協会に加盟している水族館で、52館(2020年5月時点)です。

社団法人日本水族館協会に加盟していない水族館もあわせると、日本国内には150前後の水族館が存在しています。

なぜ、150もの水族館施設があるのに求人が少ないのでしょうか?

小規模な水族館だと飼育職員は数人、中規模の水族館でも20人前後なので飼育員として働ける人数が限られています。

その上、定期新規採用がないので新しい水族館ができない限りは、飼育員に欠員が出たときに求人募集を行うのみです。

水族館の運営母体

しかも、水族館といっても「運営母体はどこなのか?」「実際に運営しているのはどこなのか?」によっても求人は異なってきます。

水族館には、公立水族館と私立水族館があり、公立水族館で飼育員をするなら地方公務員試験に合格する必要があるのです。

東京の水族館飼育員は東京動物園協会の採用試験を受けますが、その倍率も数十倍になります。

その上、合格しても3年後に本採用の試験を受ける必要がありますが、その倍率も数十倍で年1回しか実施されません。

しかし、地方の水族館が中堅の技術職を募集したら応募者が0名だったということもあります。

定期新規採用が少なく狭き門の水族館飼育員ですが、採用されて働いている人がいるので水族館飼育員に就職することは不可能なことではありません。

新規募集者以上に中途退職者がいて欠員が出るので、一年中季節を問わず募集があります。

水族館飼育員になるための対策

狭き門といわれる水族館飼育員になるためには、どのような対策が必要なのでしょうか?

まずは、いつ出るか分からない水族館飼育員の求人募集です。

求人票や求人雑誌や求人サイトはもちろん、水族館の公式サイトのみで募集されることも珍しくないので定期的にチェックすることも大切になります。

また、学生時など水族館飼育員として仕事する前に、アルバイトをしながら経験を積むと同時に、水族館飼の採用情報を集めるのも有効な手段です。

水族館同士、横の繋がりが強い業界なので他の水族館の情報も入ってきます。

学歴や必須の資格はないですが、専門学校や大学に進学し、水生生物について知識を深め、「潜水士」「スキューバダイビング」「学芸員」「獣医師」「普通自動車免許」などは求人要項に記載があることがあるので取得すれば有利なります。

まとめ

水族館の求人が高倍率なことや求人対策についてもご紹介しました。

  • 水族館数は多いものの、定期新規求人はあまりなく欠員募集になる。
  • 水族館の運営母体によって求人が異なる。
  • 求人は求人広告に他に、水族館の公式サイトでのみ求人を行うことがあるのでチェックが必要。
  • アルバイトなどで水族館に人脈を作り情報を集めることが有効になる。

水族館飼育員になりたい人に求人についてご紹介しました。

水族館飼育員は狭き門といわれますが、採用され働いている人がいるのですから不可能ではありません。

求人について情報を集め、人脈を作りアンテナを張って水族館飼育員になる参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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