水族館飼育員になるためにどんな資格が必須?

水族館飼育員になろうと思った時にどんな資格が必要か考えることがあるでしょう。

結論から言うと、一般的には水族館飼育員に必須の資格はありません。

ですが、潜水士の資格を必須としている水族館もあります。

また、水族館飼育員に就職することは狭き門です。つまり、必須ではなくとも、資格は取っておいた方が有利です。

なので、今回は水族館飼育員になるために役に立つ資格を紹介したいと思います。

水族館飼育員になるために役立つ資格

必須の場合もありますが、基本的にはこの資格を取得しておくと水族館飼育員の就活の際に役立つものを4つご紹介する。

潜水士

潜水士の資格は、潜水作業をする労働者に必要な資格です。

つまり、潜水作業をする必要がある水族館飼育員には大切な資格になります。

潜水士の資格は、ダイビングの資格とは別物ですので、間違えないようにしましょう。

潜水士の試験は、年に3~6回、全国7か所で行われています。

全て筆記試験で行われます。

なので、実技的な練習は必要ありません。最悪、泳げない場合も取得自体は可能となりますが、就職を考えるのであれば泳げる必要はあるでしょう。

Cカード

Cカードとはダイビングの資格のことです。

水族館飼育員が持っている資格と言えば、潜水士の資格よりも、ダイビングの資格を思い浮かべるのではないでしょうか?

ダイビングの資格は国家資格ではありません。

民間団体が発行する資格です。

なので、民間団体間で資格の種類が違います。国で統一されているわけではないので、就職に使うには不向きかもしれません。

ダイビングの資格と合わせて、潜水士の資格も取っておきましょう。

生物分類技能検定

生物分類技能検定の資格は、正しい分類の知識を向上させるための資格です。

水族館飼育員として働くのであれば、生き物たちの分類を正しくできる方がいいですよね。

この試験の試験内容は、マーク式の問題とスケッチをする問題があります。

ちなみに、生物のスケッチは、普通の絵とは違い、ルールがあるので、スケッチをあまり描いたことが無い人はスケッチの勉強もしておきましょう。

検定なので、階級があり、4級~1級まで、あります。

3級が高校生レベルなので、まずは3級を目指して勉強してみるといいと思います。

愛玩動物飼養管理師

愛玩動物飼養管理師の資格は、「動物愛護管理法」の趣旨に基づき、愛玩動物の管理、飼養、愛護に関することを評価する資格です。

このことを聞いて、次のように思うのではないでしょうか?

「水族館飼育員なのに、愛玩動物に関する資格を受ける必要があるのか?」

私も初めて聞いたときは、このように思いました。

この資格が必要とされる理由は、「動物愛護管理法」の趣旨に基づいているからです。

動物愛護管理法を知っていることは、動物の愛護、飼育、管理を適切に行えることの証明になります。

つまり、資格を持っていることで飼育員としての信頼度を上げることができる資格です。

ぜひ、愛玩動物飼養管理師の資格に挑戦してみてください!

以上、水族館飼育員になるためにオススメする4つの資格を紹介しました。狭き門である水族館飼育員になるために一つ一つ、できることをこなして行きましょう。

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