水族館飼育員って何するの?仕事内容を、ご紹介します。

この記事はこんな人向け!
・水族館飼育員に興味がある人
・水族館飼育員の仕事内容について知りたい人
・水族館関連の仕事を知りたい人

水族館飼育員の仕事って「お魚に餌あげて楽しそう」とか「イルカと一緒にショーが出来ていいな」など、見えるところだけで判断していませんか?

水族館飼育員の仕事とは、どのようなことを行っているのでしょうか?

水族館飼育員の仕事内容は?

水族館飼育員の仕事内容を詳しくご説明します。

飼育している生き物達の飼育・管理

・健康チェック

魚の色や形、食欲や動きなどを見て、いつのと違うなど違和感や経験で魚の体調をチェックします。

自然の生き物たちは、弱っている姿を見せない物です。

よく見て気を配っていなければ、気がついたときには手遅れにます。

・水質管理

水質管理は生き物たちの生活をするうえで重要なことになります。

もし、適応水質(塩分濃度や温度など)でなければ、病気になったり、最悪、命を失うのです。

・給餌・調餌

餌の準備も個体や体調、体重などにあわせ餌の種類、大きさ、量などを替え用意します。

例えばイルカの餌は一日に8㎏~11㎏のサバやイワシです。

そのサバやイワシを与える場合に応じて切り分けたり、そのまま食べさせたりします。

しかも、餌は必ず、みんなに最適な量が行き渡るように与えるのです。

給餌をしていると生き物の喜んでいる姿がみられ、楽しくなります。

・飼育

いつもの健康チェックの時に異変に気づけば、他の生き物に移らないよう対処できます。

体調が悪い魚は獣医が診察し、薬など処方し、処置舌後は別水槽に移し薬を与えて看病します。

場合によっては、24時間つきっきりで泊まり込みし看病が必要です。

常に身近にいることで、より深い愛情を感じられます。

水族館のイベントや展示などの企画管理

・イベント企画・運営

お客さまにご来園いただけるような展示方法や企画・イベントを企画・運営することも飼育員の大切な仕事です。

企画や運営が評判良いと、来園者の反応や笑顔が見られやるきがでます。

・ショー・トレーニング

海獣ショーや魚のショーなどは水族館のメインイベントともいえる仕事です。

トレーナーを飼育員とは別に依頼している水族館もありますが、飼育員がトレーニングを日々行っている水族館も多くあります。

生き物と来園者、飼育員みんなで作るショーなので一体感が生まれ前向きになれるのです。

来園者に対する接客

・接客

来園者の質問対応や、来園者が参加型のイベントでの接客業務も飼育員の大切な仕事です。

来園者が楽しんでくれる姿を見ると、やりがいを感じます。

・解説

展示場で、水生動物の生態や特徴を解説したり、コメントが記載されていたりする水族館があります。

この解説やコメント作製も飼育員の仕事です。

飼育員の解説で、水生生物に興味を持ってくれれば飼育員冥利に尽きます。

水生生物の研究・繁殖・調査

・研究・繁殖

飼育記録や魚の生態を調査・研究をすることも飼育員の大切な仕事です。

生き物を絶滅から守るため繁殖活動は水族館飼育員の仕事の中でも大切な仕事になります。

水族館のバックヤードに飼育員が苦労し研究を重ね飼育した生き物の赤ちゃんが存在しているのです。

努力し、赤ちゃんが誕生すると感動します。

このように、広範囲な仕事内容なので必要な努力も多種多様にわたり重労働であることがおわかりいただけたと思います。

しかし、苦労以上のやりがいがあり、人気の職業となっているのです。

まとめ

水族館飼育員の仕事内容をご紹介しました。

  • 生き物たちの飼育・管理は、生き物を観察し体調に合わせて病気にかからないように生活させることで、身近にいることが出来て深い愛情を感じられる。
  • 水族館のイベントや展示の企画管理で、来園者とのふれあいや笑顔などを見られ、やりがいを感じられる。
  • 水生生物の研究や繁殖も水族館飼育員の大切な仕事で、生き物を絶滅から守るためにも重要。

水族館飼育員を理解いただき飼育員を目指す方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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