・アニマルセラピストの働き方を知りたい人
・色々な仕事の就職先を知っておきたい人
世界中にいろいろなアニマルセラピストがいます。実際の現場を通して、たくさんのアニマルセラピストを見てきました。
そんな中、わたしが「こんなアニマルセラピストになりたい!」と思えた方には共通点がありました。そこで、この記事では、わたしが理想とするアニマルセラピストについて、お話したいと思います。
理想とするアニマルセラピストに共通することは?
わたしが感じた理想のアニマルセラピストの共通点について、紹介します。あくまで、個人的な意見です。ご了承ください。
無理に進めず、気持ちが配慮できる
相手の立場にたって物事を考えられる、相手の気持ちに配慮できる方は理想的です。
アニマルセラピーを受ける高齢者の方には、動物が苦手だったり、動物アレルギーがある方がいるかもしれません。その場合は、高齢者の方の気持ちを尊重し、無理に進めてはいきません。事前に動物に苦手意識がないか聞いたり、動物とふれあったときの反応をよく観察しましょう。
アニマルセラピーは動物とのふれあいを通して、人に癒しを与えるのが目的です。ただ、当たり前ですが、動物が苦手な人もたくさんいます。高齢者に負担をかけないように注意しましょう。
衛生面に配慮できる
アニマルセラピーは、衛生面に配慮する必要があります。アニマルセラピーを受診するのは高齢者が多いです。高齢者は免疫力が弱っているので、病気にかかってしまうと、治るのに時間がかかりますし、重症化してしまいます。動物とのふれあいによって感染症になってしまっては、セラピーをする意味がありません。
動物の予防接種や検診、定期的なブラッシングやシャンプーをするようにしましょう。動物を清潔に保って、アニマルセラピーを行うことは必須です。また、動物が高齢者の口を舐めようとしないように、監視しておくことも大切です。定期的な消毒もするようにしましょう。
動物の配慮する視点がある
アニマルセラピストとは、動物とセラピーを受診する方の両方に配慮しなければなりません。アニマルセラピーをする場合、動物は人に飼われている以上に、ストレスを感じることになるでしょう。動物に配慮できない方は、アニマルセラピストとして活動する資格はないと思います。
中には、アニマルセラピーに問題を抱き、反対する意見もあります。そういった面も含めて、動物には精神的にも肉体的にも配慮してあげましょう。
セラピーを受ける方や動物はもちろん、自分自身にも配慮しなければなりません。アニマルセラピストである自分がストレスを抱え、精神的に辛い状態では仕事になりません。動物とのふれあいを通して、患者さんはもちろん、自分自身もリフレッシュできるとよいでしょう。