ブリーダーになるには資格は必要ないと言われていますが、犬が好きだけでは決してできませんの、もっていると役立つ資格について説明していきます。
目次
ブリーダーになるために役立つ資格とは
ブリーダーになるには必須資格はありませんが、動物が好きなだけでは決してできる仕事ではないため、知識や技術を身に着け役立つ資格について紹介していきます。
JKC愛犬飼育管理士
一般社団法人「ジャパンケンネルクラブ」は有名な団体です。
「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づく資格が「愛犬飼育管理士」。
犬の飼い方、管理方法を飼い主にしっかり伝えるため、ブリーダーとして個人で経営するにも「動物取扱業」を取得するために必要な資格として認められています。
愛玩犬飼育管理士
公益社団法人 「愛玩県協会」の通信教育によって取得できる民間資格「愛玩犬飼育管理士」。
犬・猫・小鳥・ウサギ・爬虫類などの歴史から生体まで幅広く学びます。ペットショップなどに努めたい方には役立ちます。
「動物取扱業」を取得するために必要な資格として認められてます。
動物取扱責任者
販売・保管・貸出・訓練・展示の5種類に対応した民間資格。
ペットショップや個人のブリーダーには必要資格で、令和2年6月1日以降からの資格取得条件は厳しくなっています。
ブリーダーを開業するには「動物取扱責任者」を1名以上配置しなければならないため押さえておきたい必須資格です。
ペット繁殖インストラクター
日本インストラクター協会が主催する民間資格「ペット繁殖インストラクター」。
ブリーダーは繁殖が中心となる仕事で、犬の生活環境にも配慮し、小型犬・大型犬などの飼育もそれぞれに合ったスペースの確保が必要です。
犬質によって性質も大きく異なり、個体を理解する力がないと成功することが出来ず、遺伝性疾患など注意が必要な仕事ですので、基礎知識は必須です。
持っておくと便利な資格とは
資格を取るには時間も費用もかかるため、通信など基礎知識だけでも知っているとブリーダーをする上で便利ですので、おすすめの資格を紹介します。
ドックトレーナーの資格
ブリーダー業は販売すれば終わりという訳ではありません。初めて犬を飼う人の多くは飼ってから色々な不安や心配に悩まされます。そんな時に相談したい相手はブリーダーでもあります。
基礎知識を理解しておけば、経験しながら応用力にも繋がり、より安心し頼れるブリーダーになること間違いなしですのでおすすめの資格と言えます。
トリミングの資格
本格的に学校に通ったりするのは難しいかもしれません。犬舎を抱えるブリーダーであれば、トリマーを雇い入れることもできますが、個人ブリーダーは、自分で手入れをしなければなりません。
犬種によりカットが必要な場合には最低限バリカンの使用方法は知っておきたいものです。
出産の際は毛の刈り上げも必要ですし、定期的に爪切りや、顔回りをきれいにし、清潔を保たなければなりません。
お客様に引き渡す時には爪が伸び切ったりしていない状態であったり、できる限り清潔な状態で手渡すことが出来ます。そうすると、購入者の方から高評価をいただけて今後のブリーダー業へプラスに働きますので、ぜひ覚えておきたいところです。
知識を身に着けるためのおすすめの資格は色々とあるので、ご自身に役立つ資格を勉強し、ぜひお取りください。