独学でブリーダーを目指すリスクについて

この記事はこんな人向け!
・ブリーダーに興味がある人
・ブリーダーを独学で目指せるか知りたい人
・独学のリスクや苦労を知りたい人

特別な資格があるわけではありませんが、独学でブリーダーの仕事をするには、知識が偏り難しいのが現状。そこで色々なリスクについて知っておきましょう。

必ず学ぶべき事とは

学校や見習いなどせずにブリーダーを目指すにも、必ず知っておくべき知識についてお話していきます。

基礎知識

ブリーダーは犬のお世話や繁殖、出産、病気対応など多岐にわたる仕事。

犬に関する最低限の知識無くして出来る仕事ではありません。

専門用語や犬の種類、大きさや毛色、先天性疾患など理解しておかなければ遺伝性疾患を持つ犬を生み出してしまいます。

犬種別に罹患しやすい病気の知識を持っていることで、早期に対応が可能となります。

また毛色についても掛合わせにより生まれる子犬に関係してきますので、犬種毎にどんな基本カラーがあるのか理解し繁殖する必要があります。

経験

犬のお世話は独学でも一生懸命考え繰り返すことで何とかなるかもしれません。

しかし交配するには、色や個体の大きさ、どのような子犬を産ませたいのかは経験値を持ち合わせていないと出来ません。

体のサイズが小さな犬が欲しいという声も多いですが、小さければ良いという事はなく、骨格の説明や、成長過程で大きさも遺伝による違いがあることなどきちんとした話しをして、理解してもらうこともブリーダーの重要な役割になります。

生き物ですので経験を積むことでしか、出来ないことも多くありますので実体験が少ないとブリーダーを始め軌道に乗せるにはかなり時間がかかると言えるでしょう。

経験不足により起こりえるリスクとは

命を扱うブリーダー。失敗は命を落としかねません。どんな時にリスクが高まるのかお話していきます。

出産時のリスク

出産もすんなり産まれるばかりではなく、帝王切開や母犬の体力がなくなり人工的に手伝うことや、死産・仮死状態で産まれることもあります。そんな時、処置する知識を持っていないと対応できません。

出産後のリスク

無事に産まれてきた子犬も、未熟児やミルクが飲めなくて低血糖を起こし、突然動かなくなったりすることもあります。

そんな時は緊急対応が必要で経験がないと処置することは難しいでしょう。せっかく生まれてきた子犬に対して何もできない不甲斐なさに落ち込むこともあります。

成長過程や母体の産後のリスク

母犬が育児放棄したときには全てブリーダーが世話をしなければ子犬は生きていけません。

2時間おきに人工ミルクを与え、飲めているのか体重を図り、低体温にならなうように湯たんぽやエアコンなど一定の温度を維持する必要があります。

ミルクは夜中でも起きて与えなければいけませんので、個人で行うには非常に忍耐・体力・気力を持ち合わせなければ育て続けることは出来ません。

知識は独学で学ぶことは出来ますが、一人前のブリーダーを目指すなら、働きながら経験値を身に着ける方が、結果的に近道になるのではないでしょうか。