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厩務員の初任給はどれくらい?収入を上げていくことはできるの?④

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員の初任給、収入を上げる方法について知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人

馬が好きな人なら厩務員として働きたい人もいるでしょう。厩務員は競馬場に出場する馬の世話をする仕事であり、馬と接している時間も長いのが特徴です。そのため、身近に馬を感じたいなら仕事として考えてみることができますが「初任給はどれくらいなの?」と疑問を感じることもあるでしょう。

仕事として考えていても収入が少ないなら生活が厳しくなり、特に成り立ての場合は初任給を把握しておくことが大事です。厩務員の初任給と収入について内容を紹介しましょう。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、厩務員で収入を上げる方法と、継続して働くポイントについて紹介します。

厩務員で収入を上げていくためには?②

調教師となることを考えてみる

厩務員の収入では納得ができないようなら、調教師として働いてみることも考えられるでしょう。厩務員は馬の世話をして体調を整えることが仕事ですが、調教師の場合は馬がレースを勝てるようにスキルを向上させる働きなので、作業内容が違います。ただ、厩務員として調教師も行えるようになるなら、仕事の幅が広がり、給料をアップさせることにつながるため、目指してみることができるでしょう。

ただ、調教師になることは簡単ではなく、試験に合格して免許を取得する必要があります。試験科目は競馬に関することと労働規約の法規や調教の専門知識であるため、この点を学習して覚えていくことが大事です。

また、調教師の場合は知識だけでなく、身体や年齢などの部分も関わってくるため、その条件を満たしておく必要があります。受験資格は28歳以上となっており、体重も60キロ以下に抑えておく必要があります。

身体検査のときに体重が引っかかると、知識があってもアウトになるため、節制もしっかり行いましょう。調教師の合格率も10%以下と低いため難易度は高いですが、年収は1,000万円以下となっている人が多く、担当した馬がレースに勝った場合は厩務員よりも報酬の割合が大きいため、高収入を期待できます。

厩務員として継続して働くポイント

収入をアップさせる方法も大事ですが、給料をもらうためには仕事を継続させることも大事です。厩務員の仕事は馬の世話などで朝も早く重労働でもあるので、作業内容もやさしくありません。収入が良くても継続できないなら、辞めなくてはいけないため、しっかり継続ポイントを押さえておくべきです。厩務員として継続するポイントは責任感と管理能力を持つことです。

厩務員は馬が怪我をすればレースに出場できず、スキルも低下する可能性があります。そのため、責任感を持って働くことがとても大事です。また、馬の体調維持や病気の予防などの管理も重要なため、計画性がある人も向いています。責任感と管理能力があれば、厩務員としてやりがいも感じやすく、順調に仕事をこなしていくことができるので押さえておきましょう。

厩務員の初任給を確認して考えよう

初任給は高い厩務員ですが、年収や将来的な収入を考えてみると地方と中央では大きく変わってきます。そのため、高収入を目指すなら中央競馬で働くことや自信のスキルアップを念頭に置いておくことが大事です。ぜひ、厩務員を目指すなら今回の内容を押さえておきましょう。