厩務員の初任給はどれくらい?収入を上げていくことはできるの?②

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員の初任給、収入を上げる方法について知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人

馬が好きな人なら厩務員として働きたい人もいるでしょう。厩務員は競馬場に出場する馬の世話をする仕事であり、馬と接している時間も長いのが特徴です。そのため、身近に馬を感じたいなら仕事として考えてみることができますが「初任給はどれくらいなの?」と疑問を感じることもあるでしょう。

仕事として考えていても収入が少ないなら生活が厳しくなり、特に成り立ての場合は初任給を把握しておくことが大事です。厩務員の初任給と収入について内容を紹介しましょう。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、中央競馬と地方競馬の違いについて紹介します。

中央競馬の場合は高収入が期待できる

収入を見るなら中央競馬の厩務員として働くことがおすすめです。中央競馬の場合は給料を出してくれるのは連盟なので、決まった金額を出してもらうことが可能です。また、自分の世話をしている馬がレースで優勝すると賞金額も地方よりたくさんもらうことができるため、賞与という部分でも有利になるでしょう。

例えば、レースに優勝して3億円の賞金が入ったなら厩務員は大体5%ほどをもらうことができます。割合は少なくても1,500万円が入ってくることになるため、この時点で年収はかなり高くなるでしょう。さらに、連盟からの給与もプラスされるため、年収は1,000万円以上になる可能性も十分あります。

そのため、高収入を目指すなら中央競馬で働くことを目指すべきですが、前回も紹介しましたが、競馬学校に通って卒業する必要があり、難易度も高いため簡単ではありません。基準が高い分、実力を証明しなくてはいけないため、地方競馬で厩務員になる人も多いです。

地方の場合は収入が上がらないことも

中央競馬だと高収入を期待することができますが、地方はどうなのか気になるでしょう。地方の場合は連盟ではなく個々の調教師と契約をして働くことになります。そのため、調教師の支払いによって給料も違ってきますが、中央ほどの高収入となりません。

調教師からもらえる給料でも年収に換算すると大体400〜600万円ほどになるため、サラリーマンとほぼ同じです。また、地方でも自分の担当馬がレースで優勝をすると分配金をプラスしてくれますが、中央ほどではなくプラス100万円もいかない場合もあります。

高収入を目指すなら地方ではなく中央が良いですが、地方だとハードルは低いため、厩務員として働きやすいです。調教師と契約をすれば、その時点で働けるため学校を卒業する必要もありません。そのため、まずは経験を積むために地方から働くのも1つの方法と言えるでしょう。

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