厩務員の1日の仕事のスケジュールを解説

厩舎の朝はとにかく早い!馬の状態や厩舎・季節によっても変わる厩務員の1日のスケジュールを解説します。

厩務員の勤務スケジュール

厩務員の仕事始まりは早い。どんな勤務スケジュールで働くのか説明していきます。

午前3:00~馬の体調管理

出勤は夏季・冬季により変わりますが、朝といってもほぼ夜中に厩務員の仕事は始まります。調教の開始時間に合わせて、事前に馬の準備を開始。午前3時から調教が始まる場合には厩務員は午前2時から馬の体調チェックし、馬房の掃除や装具をつけ準備を始めなければなりません。

午前4:00~馬のウォーミングアップとクールダウン

調教が始まる前に厩務員が適度に馬を動かしウォーミングアップをします。1頭にかかる調教時間はおおよそ30分~1時間程度になるため、この時間、厩務員は待機時間の世話をしたり、調教後の受け入れ準備や馬房掃除をしています。1頭2時間程度かかるため厩務員の担当する頭数にもよりますが9時過ぎには厩舎に戻り体の手入れとしてブラッシングをしながら馬体に異常がないかを確認し飼い葉をあげ9時半頃には午前中の仕事は終わります

厩務員はフリータイムになるので厩舎に戻り、食事をとり、仮眠や休息時間となります。

午後14:00~馬の体調チェックと食事・道具の手入れ

厩舎により時間の違いはありますが、まずは馬体に異常がないか確認することから始まります。

道具の手入れを行い、馬場に行き馬に合わせたメニューで運動を行います。

厩舎に戻り、馬のケアと馬房の掃除をし、飼い葉をあげて16時頃には1日の勤務は終了します。

厩務員の勤務時間外の仕事は?

厩務員の1日のスケジュールはほぼ決まっていますが、生き物を扱う仕事ですので、勤務時間外の仕事もあるため、どんな仕事なのかを説明します。

担当馬の体調が悪い時

担当馬の体調不良や怪我などの時には、勤務時間外であれ獣医師を呼び馬の様子を確認します。その後の看護が必要であれば様子を見るのも厩務員の大切な仕事になります。

交代で宿直

交代で宿直として厩舎に泊まり込み、夜の飼い葉を変えたり、馬に異常がないか見回るなども行います。20時半頃にはホッとできますが、馬に異変があれば起きて厩務員が応急処置をして、獣医を呼びます。

開催日

担当馬がレースに出場する際には、輸送するため調教時間が早まりますので馬の準備を早めて行います。

常に馬の傍で支え続ける厩務員。本当に頭の下がるハードな1日のスケジュールをこなしながら大きな馬体に毎日関わるため事故にも注意しなければなりません。

実際に朝早く拘束時間も長い仕事のため、睡眠時間も短く、厩務員自身の体力や健康管理もしっかりとコントロールしていかなければ、長く馬に寄り添い続けることは厳しい仕事とも言えます。