厩務員の初任給はどれくらい?収入を上げていくことはできるの?③

この記事はこんな人向け!
・厩務員に興味がある人
・厩務員の初任給、収入を上げる方法について知りたい人
・動物と触れ合う仕事を探している人

馬が好きな人なら厩務員として働きたい人もいるでしょう。厩務員は競馬場に出場する馬の世話をする仕事であり、馬と接している時間も長いのが特徴です。そのため、身近に馬を感じたいなら仕事として考えてみることができますが「初任給はどれくらいなの?」と疑問を感じることもあるでしょう。

仕事として考えていても収入が少ないなら生活が厳しくなり、特に成り立ての場合は初任給を把握しておくことが大事です。厩務員の初任給と収入について内容を紹介しましょう。

全5回にわたってお送りいたします。今回は、厩務員で収入を上げる方法について紹介します。

厩務員で収入を上げていくためには?①

初任給は悪くはない厩務員ですが将来的な収入として考えると、地方の場合は一般のサラリーマンとあまり変わらないと言えます。ただ、厩務員として年収を上げる方法はあります。どのような方法で年収を上げていくことができるのか方法を紹介しましょう。

経験を積んで実績を増やしていく

収入を上げるためには厩務員として実績を積んでいくことを目標とすべきです。厩務員の仕事は基本的に馬の世話をしてレースに勝つためにコンディションを整えてあげることです。そのため、自分の担当している馬がレースに勝ち優勝させることができれば実績として残っていきます。

担当馬が優秀な成績を収めることができるほど自分の働きは評価されていくため、調教師から収入をアップしてもらうことを期待できます。さらに、自分の評価が高くなることで他の調教師からも馬の担当を任される可能性も出てくるでしょう。

担当することについて収入の条件を交渉するなら、同じ働きでも給料が違ってきます。ただ、厩務員として自分の実績を大きくするためには、勤続年数が必要になるため地道に働く必要があるでしょう。直ぐに収入を大きくアップさせることはできないため、その点を考慮して1つ1つの作業を丁寧にしていくようにしましょう。

中央競馬で働くことを目指してみる

給料アップを狙うなら地方ではなく、中央競馬で働くことを目指すべきです。第2回でも紹介しましたが、中央の場合は連盟が給与の支払いをしてレースの賞金も高く設定されています。そのため、地方よりも年収が大きくなるため、目指してみることがおすすめです。

中央競馬で働くためにはJRA学校を卒業する必要があるため、入校を目指す必要がありますが条件が厳しく設定されています。まず、この学校は年に1回の募集となっており、入学は春と秋の15名ずつです。つまり、全体でも30名ほどしか募集されていないため、年によって合格率が違ってきます。

応募者数によっては合格率が10%を切ることがあるほど難易度が高く、入校するのもかなり難しいです。そして、学校に入るためには一定の健康状態と騎乗経験も必要になるため、受験するためにもある程度厩務員として働いていた実績が必要になるでしょう。

難関を突破して入学できたとしても半年間座学や馬学、馬術、厩務、特別活動を行ってスキルを取得して試験に合格しなくては卒業ができないため、中央競馬で働けるのはほんの少しの人たちのみと言えます。ただ、しっかりスキルを習得すれば高収入を期待できるため、目指してみる価値はあると言えます。

コメントは受け付けていません。