・ブリーダーの転職について知りたい人
・様々な職業の転職事情を知りたい人
これからブリーダーを目指して、進路を決めていこうとしている方や実際にブリーダーとして働き始めたが思っていた生活とギャップがあって戸惑っているところ…など普段の生活ではなかなか実態が見えてこないのが【ブリーダー】という仕事ですよね。
外から見ているとかわいい子犬/子猫の姿を身近で見ることができ魅力溢れる【ブリーダー】としてのお仕事ですが、実際の所転職・離職率についてどうでしょうか?
この記事では、そんな表面上では見えてこない、ブリーダーの転職・離職率について解説していきます。
ブリーダーのハードな面について
ブリーダーと聞くと、毎日かわいい赤ちゃんとふれ合うことが出来てさぞ楽しいと端から見ると思いますが、実際には命を預かる大変なお仕事です。
ブリーダーの外側からは分からない、ハードな面~離職事情について説明します。
ブリーダーの年収/給料事情
ブリーダーになるためには、特段資格が必要ではありません。
生体販売をする場合は「動物取扱業」という資格を取得すれば問題ないのです。
そのため、誰でもブリーダーになりたいと始めることができるのですが、実情をじっくり考えてスタートしないと離職率が高くなってしまいます。
命を大切にして母も生まれてくる子供も大切にしながら育てる優良とされるブリーダーの平均年収は300万円~400万円前後と言われています。
1頭販売したらそれだけが全ての利益になる訳ではなく、命を守るために医療費や犬舎の維持費、また餌代などを捻出していかなければなりません。
また、実際に動物が産まれる時にはつきっきりになって、死産しないように昼夜問わず寄り添ってあげる必要もあり、生まれた後も餌をきちんと食べてくれるのか、母体側も体にダメージがないかチェックし続けます。
このように、精神的負担や金銭的負担があるのがブリーダーという仕事のハードな面です。
実際のブリーダー業務従事者の離職率について
前章でもご説明しましたが、内情を知らずに始めてしまうと離職率が高くなるのがこの仕事です。
一言でブリーダーといっても、【会社に勤める】or【独立開業する】という2つの選択肢があります。
会社員として働くときと独立するときと離職理由は異なってきますので参考にしてください。
なぜ離職したくなるのか~勤めた場合~
お金を稼ぐことを優先するオーナーのもと勤め始めてしまうと「何度も無理なお産を続ける。」「死産した子供たちが多数いる。」ということが離職理由となってしまします。
動物が好きだからこそこの業界にはいれなくなってしまうようです。
なぜ離職したくなるのか~独立した場合~
手塩にかけて24時間365日動物たちのために捧げていても、犬舎の維持費・医療費・税金などで手元に残る金額が雀の涙ほどになることも多々あるようです。
そのために、動物は好きだけど生計を立てることが難しいので泣く泣く廃業…ということになるわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか、かわいい子供たちのサポートをしたいと思っても、実情を吟味した上でブリーダーになるのがおすすめです。