・酪農家の離職率を知りたい人
・動物と触れ合いながら儲かる仕事をしたい人
酪農家というと牛や馬、羊のお世話をしているイメージがあるかと思います。さて、では酪農家たちはどんなことが困難に感じ、転職を検討するのでしょうか。今回は、そんな酪農家たちのお仕事のやりがいから転職事情について解説します。
酪農家の懐事情
いつも牛乳やバターを購入するなど、私たちが生活する上でとてもお世話になっているのが酪農家ですね。そんな酪農家たちは実際の所、収入はどうなのか見ていきます。
酪農家の平均月収は?
酪農家の正社員平均月収は290万円〜320万円前後と言われており、日本の平均年収と比較すると若干低い位置になります。
しかし、酪農業界全体では250万円〜3000万円の給料幅があるため、勤務先や環境によって大きく変わるといえます。
酪農家の仕事って何が大変?
働く環境によって給料事情は様々だとお伝えしましたが、実際に5年、10年、素人から酪農家になり長く勤務できるものでしょうか。
次に楽しいだけではない、大変な点をまとめています。
- 仕事内容に不満はなくとも、一般のサラリーマンより職場の人といる時間が長い分、人間関係が合わなければつらい。
- 仕事をどれだけ頑張っても昇進にはつながりにくい。
- 早朝〜夜まで動物と向き合えるのは良いが、業務量に対して給料が追いついていない。
酪農家の離職・転職情報について
安定した収入を得ようとすれば得られる「酪農家」ですが、離職率についてどうでしょうか。
酪農家の離職率は環境にとても左右されます。
また、雇われ社員なのか経営側なのかでも離職率は大きく変わってきます。
具体的にどう違うのかということを下記、まとめています。
雇われている場合:「離職率高め」
酪農家はそもそも正社員として終身雇用として雇うケースが少なく多くが契約/アルバイト社員です。
- 収入が少ない
- 人間関係が合わない
- 独立する
と言った理由で離職する人は残念ながら一定数います。
経営している場合:「環境に左右されるが離職率が低め」
経験を積んで自営業として酪農家をしている場合、収入が安定して軌道に乗って来ると離職=廃業しようと考える方は少ないです。
しかし、一度、家畜が感染する【口蹄疫】【鳥インフルエンザ】などといった感染症が自身の経営する農場で発生してしまうと、風評被害・殺処分といった経営悪化のリスクがあるため、こういったことが起きると転職を考えるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか、どんなお仕事にも転職・離職のリスクはあるものです。
将来5年、10年先を考えて、独立する気があるのかどうかなど計画性を持って酪農家になると幸せな酪農ライフを過ごせるかもしれませんね。