・野生動物調査員の仕事内容を知りたい人
・自然や動物が好きな人
「野生動物調査員ってどんな仕事なんだろう?」
と疑問を持たれる方は多いでしょう。
野生動物調査員の仕事を一言で表すと、動植物とその生息環境を守る仕事です。日本は先進国の中でもフィンランドについで森林面積が多く、風土に恵まれています。
そこに生息する動植物や環境を守るためには、野生動物調査員の仕事が重要になってきます。
今回は、野生動物調査員の仕事内容について解説していきます。野生動物調査員の仕事に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
野生動物調査員はどんな仕事?
環境保全のため生きものを調査する
野生動物調査員の仕事とは、道路や鉄道などの大きな公共の開発事業を行う際に、その周辺地域の動植物の生態系や環境への影響を調査する仕事です。
事業者は、環境影響評価法という法律により、開発事業がその地域にどのくらい影響を及ぼすのか調査をして、影響範囲を予測・分析する必要があります。
野生動物調査員の仕事は、この調査の部分を重点的に行います。
調査内容についてはさまざまあり、代表的なものを紹介しておきます。
- 定点調査:特定の位置の変化を調査する
- 林内踏査:実際に対象区域全体を歩いて調査する
この調査で得られたデータを地理情報とリンクさせて、地理情報システム(通称GIS)を用いて分析まで行う場合もあります。
動植物の種類で担当が異なる
鳥類や植物全般など、動植物の種類によって担当がわかれる場合がほとんどです。
特に、その地域では希少な動植物の生息・繁殖状況を明らかにし、開発事業による影響や保全の必要性を検討します。
その結果を報告書にまとめて、調査結果として提出します。
また、対象地域の数年前と現在の動植物を比較して、変化を考察する仕事だったり、その地域の自然を守っていくための基礎資料となる調査も行う場合があります。
環境保全の計画も立てる
野生生物調査員の就職先として考えられるのは、調査会社やコンサルティング会社、行政、NPO、NGOなどです。
仕事の発注主は、行政か行政から仕事を受注したコンサルティング会社になります。
コンサルティング会社に就職した場合、調査以外にも環境の保全計画を立てる仕事も行う場合があります。壊れた自然は元に戻るのに時間がかかります。
そのため、環境の保全計画には正確なデータ分析が必須となります。
生態系の専門知識はもちろん、工事や建造物についての調査や高度なヒアリング能力も必要とされます。
2.まとめ
いかがだったでしょうか?
野生動物調査員の仕事は、豊かな日本の自然環境を守る素晴らしい仕事です。生きものが大好きな方にはたまらない仕事になるでしょう。
わたしたちの大切な自然環境を守るためにも、動物と人が共存できる社会を目指しましょう。